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ACE COLLECTION(エースコレクション)『Lady』歌詞解説 ~夢のために別れを選んだ男女の切ない想い~

エースコレクション レディ 歌詞解説

みなさんはACE COLLECTIONというアーティストを知っていますか?

AbemaTVオリジナルドラマ「僕だけが17歳の世界で」の主題歌:『70億にただ1つの奇跡』、映画「明日、キミのいない世界で」の主題歌:『約束のしおり』などが有名なアーティストであり、

  • イケメン4人組バンド
  • デジタルでの音楽配信
  • CDを出しておらず、テレビでの露出も少ない。

と、何ともプレミア感の高いACE COLLECTION。

今回は、そんな彼らの曲の中でも僕の一押し曲、3rdシングル『Lady』をご紹介したいと思います。

 

ACE COLLECTION『Lady』:MV


ACE COLLECTION – Lady 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

まずは、MVがこちら。

全体的に薄暗いシーンが多く、歌詞が小さく出ては消えてを繰り返すなど、切ない世界観が伝わってきます。

 

MV内では、仲の良さそうな男女(カップル)が登場し、非常に親密な様子が伝わってきますが…

やがて、二人は離れ離れに。

 

大好きな彼女だからこそ、一緒にいられないことの切なさ・辛さがひしひしと伝わってくる本MV。

幸せになれるはずだった二人を引き裂いてしまったものとは何か?

 

ACE COLLECTION『Lady』:歌詞解説

MVでの謎を紐解くためにも、歌詞の意味に迫っていこうと思います。

まずは曲名の『Lady』ですが、これはレディー、すなはち女性という意味で、ある女性のことを想って歌った曲とみて間違いないかと。

このある女性というのは、MVに出ていた女性とみてよさそうですが、男性は彼女に対してどんな想いを曲にしたのか…

※歌詞の解釈は個人的なものですので、予めご了承ください。

 

現実逃避

薄暗い夜だって

僅かな星の明かり辺り

見渡しても何もない

街灯がこっち見て光ってる

寂しい夜に1人空を見る

あーだのこーだの言ったって

やるしかないことは決まってて なのに

やりたくないことは理由つけて

逃れようと必死になって

(ACE COLLECTION『Lady』/作詞:たつや◎ 作曲:たつや◎)

薄暗い夜の中、ぼんやりと空を眺める男性(主人公)の様子が伝わってきます。

ぽつんと街灯だけが光っている誰もいない夜の中で、男性は寂しさに心が蝕まれてしまっています。

 

やるしかないことは分かっている。

でも、やりたくないが積み重なって何とかそこから逃げ出したいと考える男性。

いわゆる、現実逃避状態ですね。

 

無気力状態で心が空っぽになっている男性。

どうやら何か大切なものを失ったのではないかと推測できますね。

 

過去と現在の対比

Ah Ah Ah…今日も月が綺麗ね

Ah Ah Ah…Hey Lady

(ACE COLLECTION『Lady』/作詞:たつや◎ 作曲:たつや◎)

誰かと一緒に見ている空は非常に美しく感じますが、一人で見ている空は非常に寂しく感じてしまうものです。

この歌詞の前半部分は彼女とともに空を見上げていた過去を表しており、後半部分は1人で空を見上げている現在を表していると推測できます。

 

「月が綺麗ね」と言いながら彼女と見上げていた空。

「月が綺麗」という言葉には、『あなたのことが大好きですよ』という意味も含まれている言われており、彼女のことが大好きだった男性の様子が伝わってきます。

 

一方、現在パートでは、隣にはもういないはずの彼女を「Hey Lady」と、ふと呼んでしまいたくなる男性の様子が伝わってきます。

彼女が隣にいて幸せだった過去と、一人ぼっちで寂しい現在。

現在も彼女のことを想っている様子から、男性の失った大切なものは「彼女」ではないかと推測できます。

 

幸せそうな彼女に嫉妬

夜空の中にひたすら君探して

僕がいなくても幸せそうな君に嫉妬して

あの日丘の上で2人で語った

夢の続きを僕は追いかけている

(ACE COLLECTION『Lady』/作詞:たつや◎ 作曲:たつや◎)

いつも当たり前のように隣にて、大好きだった彼女。

男性は今でも彼女を失った心の傷を埋めれていないのに、彼女の方は幸せそうな様子。

自分がいなくても幸せそうな彼女に嫉妬してしまう男性。

この気持ちは痛いほどよく分かりますね。

 

恋人と離れ離れになったとき、幸せになってほしいと願う反面、自分のいない世界で幸せそうな表情をしてほしくない。

そう思うのは男性の独占欲のようなものでしょうか。

 

自分といない彼女に幸せになってほしくない。

彼女のことを想う男性の気持ちが素直に描かれている歌詞になります。

そして、二人で語った夢とは何だったのか?

 

夢を語った丘の上

薄暗い夜だって

僅かな星の明かりが

あるだけ十分なのかもね

あの日の丘の上もほんのり

月明かりが僕ら照らすくらいだ

もう少しだけ暗かったっけ

その分光るありったけの星

2人だけで話す未来図

(ACE COLLECTION『Lady』/作詞:たつや◎ 作曲:たつや◎)

男性が彼女と一緒に夢を語り合ったあの日。

おそらくですが、夢のために二人は一緒にいられなくなったのかと思います。

男性が夢を追いかけるためには、二人で一緒にいることが困難なことだったのではないかと。

 

しかしながら、このときの二人の様子からは、明かりなど必要ないくらいにキラキラと輝いていたことが伺えます。

夢を叶えて彼女のもとに戻ってくる。

きっとそんな思いを男性は持っていて、女性もそれを信じていたのではないでしょうか。

 

夢と恋愛の天秤

卒業してから2年が経って

今君はなにをしてるの

君があの日月灯りに

照らされて泣いたりするから

僕は今も君に会いたい

でもその気持ちは押し殺して

食いしばって生きてる

(ACE COLLECTION『Lady』/作詞:たつや◎ 作曲:たつや◎)

卒業から2年という部分から、学生時代のエピソードで、今はお互いに別のステージで頑張っている様子が伝わってきます。

彼女側の様子からもお互いに好きでたまらなかったということが伺えますが、恋愛という二つの大きなものを天秤にかけた末、別れを選んだのでしょうね。

 

お互いに大好きだけど、男性ののためには別れを選ばざるを得なかった…

男性側は二年経った今も彼女を思い続けている、会いたいと思っている。

でも、夢に向かって頑張ると決意したあの日を無駄にしないために、後押ししてくれた彼女の思いを無駄にしないために、今も歯を食いしばって夢を追い続けようとしているのかと。

 

彼女が好きだからこそ今も夢を

たまにもう終わらせたくもなるけど

あの瞳に嘘はつきたくないから

あの日丘の上で二人で語った

夢の続きを君に見せたいから

夜空の中にひたすら君探して

何もしなくても

輝いてる星が羨ましくてさ

あの日丘の上で2人で語った

夢の続きを僕は追いかけてる

Ah Ah Ah Hey Lady

(ACE COLLECTION『Lady』/作詞:たつや◎ 作曲:たつや◎)

夢を諦めてあの頃の彼女との幸せな時間に戻りたい。

これが男性側の本心なのでしょうね。

 

でも、あの日の彼女の涙を覚えているからこそ、辛いながらも自分の夢を後押ししてくれた彼女を想い、大好きな彼女に夢の続きを見せるために今も頑張っているのでしょう。

夢と恋愛、彼女のことが好きだからこそ、彼女を想い続けているからこそ、男性は今も夢の方を追いかけ続けているのかと。

 

ACE COLLECTION『Lady』:まとめ

お互いを想い合い、大好きだった男性とその彼女。

男性が夢を追いかけるために、夢と恋愛を天秤にかけて、別れることを選んだ二人。

 

男性は今も彼女を想い続け、時として、辛く感じることも現実から逃げ出したくこともある。

だけど、彼女とのあの日の決意を無駄にしないために、彼女を想いながら今も夢に向かって頑張っている。

これが、『Lady』の歌詞に込められたストーリーなのかと思います。

 

夢と恋愛、二つの大きな選択肢の中から夢を選んだ男女。

お互いに想い合っているいるにも関わらず、一緒になれない2人。

切なく、心にグッとくる曲になっているので、ぜひ聴いてみて下さい!