突然ですがみなさんは、
- どことなく体調が悪い。
- 疲労感を感じやすい。
- だるさ、倦怠感等が続く。
- 食欲ややる気があまり沸かない。
このような悩みを抱えていたりしませんか?
もしかしたらそれ、自律神経の乱れが原因かもしれませんよ!
私たちの体には、外気温に応じて体温調節を行う機能が備わっていますが、その役割を担っているのが「自律神経」です。
自律神経を正常に機能させるためには、一定以上のエネルギーが必要であるとされており、このエネルギーが不足すると自律神経が乱れ、体に様々な不調が現れます。
そうならないためにも、自律神経をきちんと整えてあげることが大切です。
そこで、今回は自律神経を整えるための習慣というものをご紹介していきます。
最近、不調を感じる方は必見ですよ!
就寝時間と起床時間の固定を!
みなさんは毎晩同じ時間に寝て、毎朝同じ時間に起きることができていますか?
おそらく多くの方がNOだと思います。
仕事や用事が忙しかったときは寝る時間が遅くなり、休日は起きる時間が遅くなる。
また、時間に余裕があるときも、ついついスマホを構って寝るのが遅くなる。
多くの方がこんな感じですよね。
しかしながら、このような就寝時間と起床時間がバラバラの生活は、多大なエネルギー消費に繋がり、自律神経を乱れさせていきます。
というのも、このような生活は私たちの体内時計を狂わせ、その調整に自律神経が過度にエネルギーを使ってしまうからです。
そうならないためにも、就寝時間と起床時間の固定を心がけてあげましょう。
特に、就寝時間については、スマホを構ってダラダラするのではなく、この時間が来たら寝るというのを徹底しましょう。
また、朝なかなか起きられないという方は、とりあえずカーテンだけ空けてまた布団に戻るというのもオススメです。
布団に入りながらでも明るい光を浴びてあげることで、自然と体は活動モードへと切り替わっていきます。
腸内環境を整える
腸は「第二の脳」とも呼ばれており、ストレス等の影響を非常に受けやすい器官です。
そして、腸内環境が乱れると、それを治そうと自律神経が働き、エネルギーが消費されていきます。
自律神経の無駄な働きを防ぐためにも、私たち自身が腸内環境を整えてあげる意識を持ちましょう!
腸内環境を整えてあげるためには、
- 朝、逆立ちをする。
- 朝起きたらコップ一杯の水を飲む。
- 乳酸菌を積極的に取る。
- 食べ過ぎはやめ、腹八分目を心がける。
- 規則正しい食事時間。
- 就寝3時間前に夕食を終える。
などがオススメです。
どれも難しいものではないので、生活の中にできるだけ取り入れてみて下さい。
生活の中で首を温めることを意識
冒頭で、自律神経が体温管理をするのにエネルギーを使うという話をしました。
つまり、自律神経の乱れを防ぐためには、自律神経が必要以上に体温管理をしなくても良い状況を作ってあげればよいのです。
極端な例で言えば、冬の寒い中、
・半袖半ズボンでいるA君。
・コートにマフラーと防寒対策ばっちりのB君。
どちらが、エネルギー消費は大きいと思いますか?
当然、A君の方が自律神経による体温調節を必要としているため、エネルギー消費は大きく自律神経の働きも乱れていきやすいです。
(そもそも風邪をひいてしまいそうなものですが)
流石にこの例は極端過ぎますが、日常生活の中で似たようなことが起きているのは事実です。
では、自律神経が必要以上に体温管理をしなくても良い状況を作るにはどうすれば良いか?
答えは「首を温めてあげる」です。
首には太い血管が通っているため、ここを温めてあげることで血流が良くなり、全身がポカポカと温まってきます。
これにより自律神経が体温管理のために必要以上に働かなくて済むというわけです。
また、首を温めることで、副交感神経の働きが活発になるため、心身のリラックス効果も期待できます。
寒さやストレスに悩む方はぜひ首を温めることを意識してみて下さい。
室内でのネックウォーマーなどもオススメですよ!
就寝前10分間はリラックスタイムに!
みなさんは就寝前の10分間、何をしていますか?
多くの方は、スマホを構ったり、仕事のことなどを考えたりして過ごしているのではないでしょうか。
たがだが就寝前の10分と軽視されがちですが、この時間をリラックスタイムに当ててあげるだけで、自律神経はみるみる整っていきます。
さて、リラックスタイムって何をしてあげれば良いの?という方にオススメなのは次の3つです。
- 軽いストレッチ
- 瞑想
- スリー・グッド・シングス
1日頑張った体を軽く伸ばしてあげることで緊張をほぐし、瞑想による深い呼吸で副交感神経の働きを更に高めてあげましょう!
さらに、『スリー・グッド・シングス』(その日あった良いことを3つ書き出してあげる)を行ってあげることで、良い気分で眠りにつくことができます。

また、リラックスタイムを設けてあげることは、必然的に睡眠前のスマホ防止にもつながり、睡眠の質の向上も期待できます。
ぜひ、毎日10分程度で良いので、就寝前にリラックスタイムを設けてみてあげてください!
(上で紹介した就寝時間の固定の手助けにもなります。)
最後に
自律神経を整えるための習慣をご紹介してきました。
自律神経の乱れは心身に大きな不調をもたらすので、ぜひ今回紹介したものを生活の中に取り入れてみて下さい。
毎日、これらを意識していくことで、少しずつではありますが自律神経が整っていき、体の不調が治っていきます。
ぜひ、寒さやストレスに負けず、元気に毎日を過ごしていきましょう!