みなさん、こんにちは。すばるです!
本日は書評記事の方を書いていきたいと思います。
突然ですが、みなさんは何かを習慣化したいと思ったことはありませんか?
- 運動
- 読書
- 早寝早起き
などなど、習慣化の候補は数多く存在します。
しかしながら、習慣化というのはなかなか難しいものです。
そこで、今日は『習慣化のコツ』、『習慣化の持つ可能性』等が書かれた一冊をご紹介します。
それがこちらの『ぼくたちは習慣で、できている』です。
個人的評価
・読みやすさ:☆☆☆☆☆
・興味深さ:☆☆☆☆☆
・オリジナル性:☆☆☆☆☆
・再読したい:☆☆☆☆☆
・知識:☆☆☆☆☆
総合評価:A⁺
※あくまで個人的評価です。
総合評価についてはS~Dまでで評価しています。
内容
〇目次
はじめに
1章 意志力は、生まれつき決まってる?
2章 習慣とは何か?
3章 習慣を身に付けるための50のステップ
4章 ぼくたちは習慣で、できている
おわりに
「明日がんばろう」は、
もう終わりにしませんか?
続けなければ、意味はない。
習慣にすれば続く。だから、変わる。
人を変えるのは、唯一「習慣」である。
(帯・表)
努力を続けるために、
才能を取り戻すために。
・「意志が弱い」というのは本当か?
・「努力」と「我慢」の違いとは?
・「才能」は生まれつきのものか?
・三日坊主を、これでもかと対策する!
・習慣を身に付ける50のステップ解説!
(帯・裏)
- 意志力とは何か?
- 習慣とは何か?
- 習慣を身に付けるための方法
- 習慣の可能性の広がりについて
これらが凝縮された一冊。
各章で非常に細かくポイント分けがされており、多くのエッセンスを学ぶことができる。
また、研究の事例も多く取り扱われており、情報の信憑性も高いものとなっている。
感想
内容の方でも話しましたが、面白い研究の事例がいくつも掲載されており、信憑性の高い情報を基に『意志力』・『習慣』について学ぶことができました。
習慣をとにかく身に付けたい方は、3章 習慣を身に付けるための50のステップを中心に読んでいくのが良いと思います。
『習慣の身に付け方』が非常に具体的に書かれているのはもちろんのこと、やめたい習慣のやめ方についても分かりやすく書かれていました。
新しく習慣化を目指す方はもちろんのこと、何かやめたい習慣がある方も読んで損なしの章です。
個人的には3章はもちろんですが、1章 意志力は、生まれつき決まってる?で取り扱われている研究の事例も興味深かったです。
そのうちの1つのマシュマロ・テストを紹介します。
〇マシュマロ・テスト
1960年代にスタンフォード大学のビング保育園で4~5歳の子供を対象に行われたテスト。
マシュマロを園児が座るテーブルの上に1つ置く
そして園児たちに次の選択肢から1つ選ばせた。
Ⓐ目の前のマシュマロ1個をすぐに食べる。
Ⓑマシュマロ1個を食べずに、研究者が戻るまでの最長20分間、1人で待てればマシュマロが2個もらえる。
この実験の面白い点としては、Bを選んだ子供たちの方が
- テストの成績がよい
- 周りから好かれる
- 高い給料の職に就いた
- 成人後の健康状態が良い
という結果が得られ、4~5歳のときのテストで、その後の子供たちがどんな人生を送るのか大方の予想ができてしまった点である。
これ以外にも面白い研究の事例はいくつもありました。
習慣化に関して完璧なまでにまとめられた本書。
習慣化についてこれ以上に分かりやすく書かれている本はほとんど無いと思います。
習慣化に関する知識を本書で身に付け、あとは自身の行動によって習慣化の実現を目指していきましょう!
各章の興味のある分野だけを楽しめるのも、本書のオススメポイントです。
最後に、本書をオススメしたい人を紹介して終わろうと思います。
〇本書をオススメしたい人
・習慣化を目指している方
・三日坊主に悩む方
・習慣化の素晴らしさを知りたい方
・長期継続型のタイプの方
・ミニマリストに興味のある方
このような人はぜひ本書を手に取って読んでみてください。