みなさん、こんにちは。すばるです!
突然ですが、みなさんは毎朝朝食を食べていますか?

先日、こちらのプチ断食に関する記事で、1食ないしは1日食事を抜く(断食する)ことで、
- 便秘改善効果
- 美肌効果
- 風邪を始めとする病気の予防・改善
- 肩こりや腰痛の改善
- 身体的疲労の改善
- 冷えやむくみの改善
- 睡眠の質アップ
などのたくさんの効果が得られるという話をしました。
もしかしたら、こちらの記事を読んで、「毎朝朝食を抜いたらすごく健康的になるんじゃね?」と考えられた方もいるかもしれません。
実際、朝食を食べるべきor抜くべきについては、数多くの議論がなされています。
そこで、今日は、この朝食を食べるべきor抜くべきのそれぞれのメリット(デメリット)について、ご紹介していきたいと思います。
ぜひ、今後の朝食の有無の参考にしてみて下さい!
朝食を抜くことで得られるメリット

朝食を抜くことで得られるメリットは、基本的にプチ断食で得られる効果と同様です。
まず、朝食を抜くことで、胃腸の休む時間が確保されます。
そのため、消化能力が格段に上がり、便秘改善などの効果が期待できます。
加えて、胃腸の調子が整うことで、免疫力のアップにもなるため、風邪や病気にもかかりにくくなります。
また、消化吸収にはかなりのエネルギーが消費されますが、このエネルギー消費がなくなる分、他の器官の機能も回復・改善されていきます。
これにより、冒頭で挙げた
- 肩こりや腰痛の改善
- 冷えやむくみの改善
- 睡眠の質アップ
などが得られるというわけです。
加えて、エネルギー消費が抑えられる分、体が疲れにくいというメリットもあります。
一説には、3食分の食べ物を消化排泄するのに使うエネルギーとフルマラソンを走るエネルギーは同程度であるともされています。
このことからも私たちが消化排泄に使うエネルギー量の高さがうかがえます。
※特に、朝食の消化排泄に伴うエネルギーは最も高いとされています。
〇朝食を抜くことで得られるメリットまとめ
・胃腸の調子が整う。
⇒免疫力、自己回復力が高まる。
・消化能力が高まり、便秘改善。
・体の各器官の機能回復・改善
⇒肩こりや腰痛、冷え、むくみの改善
・睡眠の質アップ
・エネルギー消費が抑えらえる。
⇒疲れにくい身体に!
朝食を抜くことによるデメリット

ここでは、朝食を抜くことによるデメリット、いわゆる朝食は食べるべきだ!という意見についてまとめていこうと思います。
①集中力や記憶力の低下
本来、私たちの体は、朝に太陽光を浴びることで体内時計がリセット、朝食を食べることで子時計がリセットされるようにできています。
そのため、朝日を浴び、朝食をきちんと食べることで、私たちは活動モードへと切り替えていくことができます。
一方、朝食を抜いてしまうと、体のスイッチが入らず、日中、集中力や記憶力が低下した状態で過ごしてしまうことになり、作業効率は著しく落ちます。
なお、この傾向は、普段朝食を食べている人ほど強いです。
※人によっては朝食を抜くことで、逆に頭がさえるという場合もあります。
また、私たちは朝食を食べないと、ブドウ糖が少なくなり気持ちが不安定になってしまいます。
これも集中力が高まらない原因の1つとなってしまいます。
②基礎代謝、免疫力が落ちる。
朝食を食べることで、私たちの体温は上昇していきます。
体温の上昇は、基礎代謝、免疫力ともに上げてくれることにつながり、体に良い影響を及ぼしてくれます。
しかし、反対に朝食を抜くことは、体温の上昇を妨げ、基礎代謝、免疫力ともに下げてしまうことになります。
私たちの体は、体温が1度下がると、基礎代謝は約13%低下し、免疫力は約30%低下すると言われています。
そのため、体温管理は健康面で非常に重要です。
朝食を抜くことは、胃腸の調子を整えるという観点では免疫力アップになりますが、体温上昇の妨げという観点では免疫力低下になります。
従って、低体温に悩む方が朝食を抜くことは、リスクがあると言えます。
③太りやすくなる。
朝食を抜くことで、昼食まで空腹状態が続いてしまいます。
そのため、昼食時に一気に高カロリーのものを食べてしまい、太ってしまうということも考えられます。
また、食事間の時間が長いため、血糖値も低い状態のままです。
私たちは血糖値が低い状態だと、食べた食事を脂肪として蓄えることを優先するので、余計に太る原因となってしまいます。
朝食を抜いた分痩せると考える人も多いですが、実際は太るリスクも大きいということは押さえておきましょう!
〇朝食を抜くことによるデメリットまとめ
・活動モードへの切り替えがうまくいかない。
⇒日中の集中力や記憶力低下
・ブドウ糖が少なくなる。
⇒不安やストレスが溜まりやすくなる。
・体温の上昇の妨げ
⇒基礎代謝や免疫力が落ちる。
・太るリスクあり
⇒昼食で一気食い、食べたものが脂肪になりやすい。
結局朝食は食べるべきor抜くべき
朝食を抜いた際のメリットとデメリット(朝食を食べるべき側の意見)について書いてきました。
そのうえで、結局朝食は食べるべきor抜くべき?について
結論:朝食を抜いて問題なければそれでもOK
結局のところ朝食を食べるべきか抜くべきかは、その人の体質や生活リズムなどに依存します。
そのため、朝食を抜いて特に問題がない(むしろ調子が良い)のであれば、無理に1日3食にこだわる必要はありません。
逆に、朝食を抜いて集中力の低下等が著しい方は、きちんと毎日朝食を食べ、時々プチ断食で胃を休めてあげるのがオススメです。
なお、これから朝食を抜こうと考えている方も、昼食時の暴食や体温管理には十分気を付けた上で行っていきましょう!