すばるの雑談

大学生すばるの考えていることや日常の出来事、ちょっと役に立つ知識を発信していくブログです。

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書評:『ゴールデンスランバー』

みなさん、こんにちは。すばるです!

本日は書評記事の方を書いていきます。

 

本日紹介するのは、伊坂幸太郎さんのゴールデンスランバーです。

こちらの作品は、僕の好きな小説、ベスト5に間違いなく入ります。

 

映画化もされた作品で、650ページ超えの超大作となっています。

 

 

伊坂幸太郎さんの他の作品の書評記事はこちらから。

www.subaru7s.com

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個人的評価

・読みやすさ:☆☆☆☆☆

・興味深さ:☆☆☆☆☆☆☆☆

・オリジナル性:☆☆☆☆☆

・再読したい:☆☆☆☆

・知識:☆☆☆☆

総合評価:SS

 

※あくまで個人的評価です。

総合評価についてはS~Dまでで評価しています。

 

 

 内容

〇目次

第一部 事件の始まり   7

第二部 事件の視聴者   21

第三部 事件から二十年後 77

第四部 事件       99

第五部 事件から三か月後 659

 

 

衆人環境の中、首相が爆殺された。
そして犯人は俺だと報道されている。
なぜだ? 何が起こっているんだ?
俺はやっていない—。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテイメント巨編。

(裏表紙)

 

首相暗殺の濡れ衣をきせられた青年、青柳雅春。

誰が味方で、誰が敵なのか!?

 

突如始まった、追手集団からの逃走劇。

青年。青柳は「オズワルド」にされてしまうのか?

 

本屋大賞山本周五郎章W受賞のベストセラー!

 

 

感想

正直に言えば、読み始めてから少しは、やや外れの作品かなといった印象を受けました。

本作品は首相暗殺事件から3日間の出来事が、約550ページ(第四部 事件)に渡って描かれていますが、そこまでの約100ページにテンポの悪さを感じてしまったのが正直な感想です。

(読み終えた後はこの約100ページの重要性が理解できましたが)

 

しかし、第四部の事件に入ってからは、ストーリーの面白さに圧倒されてしまいました。

 

第四部では、ひたすら青柳雅春の逃亡劇が描かれています。

大学時代の友人などの助けを借り、必死に追手集団から逃げる模様にドキドキハラハラしながら読み進めることができました。

 

絶望的な敵からの逃亡劇。

この逃亡劇の中に、何か人の強さのようなものを見受けることができました。

本の世界と分かっていながらも、青柳の逃亡を応援せずにはいられませんでしたね(笑)

 

また、第四部から第五部にかけて、伊坂幸太郎さんの代名詞とも言える伏線回収が次々と行われていくのも爽快でした。

 

 

個人的に、主人公である青柳雅春はもちろんですが、その他にも何人かのおもしろいキャラ、セリフがあったのでいくつかご紹介します。

 

人間の最大の武器は何だか知ってるか

習慣と信頼だ

(森田森吾)

青柳の大学時代の友人、森田森吾。

名前に森の文字を2つ持つ男。

彼とのドライブ中のやり取りから、青柳の逃亡劇は始まっていきます。

 

 

おまえ、オズワルドにされるぞ

(森田森吾)

ケネディ暗殺の濡れ衣をきせられたとされているオズワルド

本作品で度々登場する名前です。

 

 

無様な姿をさらしてもいいから、とにかく逃げて、生きろ。

人間、生きててなんぼだ

(森田森吾)

 

 

わたしたちって、このまま一緒にいても絶対、『よくできました』止まりな気がしちゃうよね。

(樋口晴子)

青柳の元恋人、樋口晴子。

青柳の逃亡に一役も二役も買うとともに、様々な伏線回収の鍵を握っている人物となっています。

 

 

信じたい気持ちは分かる? おまえに分かるのか? いいか、俺は信じたいんじゃない。知ってんだよ。俺は知ってんだ。あいつは犯人じゃねえよ

(青柳雅春の父)

もしかしたら本作品で僕が1番好きなキャラかもしれない青柳の父。

(登場頻度は非常に少ないですが)

殺人よりも痴漢が許せないという破天荒な考えの持ち主。

 

『人生において、もしかしたらしょうがなく殺人をする場合があるかもしれない。

家族に危機が迫ったとき、戦争のような状況。

しかし、痴漢なんてしょうがなくやる場合なんて絶対にない。』

 

思わず確かに、と思っちゃいましたね(笑)

 

 

青柳、おまえはロックだよ

岩崎英二郎

青柳の元仕事場の先輩、岩崎英二郎

とにもかくにもロック好きで、熱い一面を持った男。

上の言葉の意味が分かったとき、「うん、ロックだな」、そう言ってしまうこと間違いなしです。

 

 

本作品を読んで頂ければ、これらの言葉の深さが分かって頂けると思います。

もちろん、これ以外にも数多くの名言が登場しますよ。

 

目に見えない巨大組織(?)との戦い。

そして迎える衝撃のラスト。

読み終えた後にはスカッとすること間違いなしの作品です。

 

 

最後に、本書をオススメしたい人を紹介して終わろうと思います。

〇本書をオススメしたい人

伊坂幸太郎さん好きの方
・普段から本を読み慣れている方
・逃亡系が好きの方
・サスペンス系が好きの方

 

このような人はぜひ本書を手に取って読んでみてください。

 

書評:『ライヴ』

みなさん、こんにちは。すばるです!

今日は書評記事の方を書いていきます。

 

突然ですが、みなさんはトライアスロンってご存知ですか?

トライアスロンは水泳、自転車、走るの3種を連続して行う非常にハードなスポーツです。

 

今日は、そんなトライアスロンを題材にした小説の方をご紹介したいと思います。

(ただのトライアスロンではないですが…)

 

それがこちらの『ライヴ』です。

 

ちなみにこちらの作品は、僕の大好きな作家、山田悠介さんの作品です。

山田悠介さんの他の作品の書評記事はこちらから。

www.subaru7s.com

 

 

 

個人的評価

・読みやすさ:☆☆☆☆☆

・興味深さ:☆☆☆☆

・オリジナル性:☆☆☆☆

・再読したい:☆☆☆☆

・知識:☆☆☆☆

総合評価:A⁻

 

※あくまで個人的評価です。

総合評価についてはS~Dまでで評価しています。

 

 

 内容

〇目次

ステージ0 エントリー・タイム 198/198

ステージ1 117/198

ステージ2 43/198

ステージ3 7/198

ステージ・ファイナル 1/198

 

感染したら死に至る奇病”ドゥーム・ウイルス”。日本にそれが蔓延するなか、あるはずのない特効薬が貰えると奇妙なうわさがネットに広がる。感染した母親を持つ田村直人は、半信半疑で集合場所へ赴くが、特効薬はトライアスロンを完走しなければ貰えないという! スタート地点のお台場からテレビで生放送(ライヴ)されるレース、残酷なトラップに脱落していく選手たち。愛する者を救うため、直人は最悪のデスレースを走り切れるのか!?

(裏表紙)

 

それぞれの愛する者を救うためのトライアスロンが始まった。

しかし、それはただのトライアスロンではなかった。

 

己の命を懸けたデスレース

完走し、特効薬を手に入れることはできるのか?

 

 

トラップを突破し、走り抜けろ!

デスレースを完走しなければ、生き残れない。

君の、愛する者は救えるのか—?

 

 

感想

大切な人を助けるために、特効薬を手に入れるために、命を懸けて必死にレースに挑んでいく様子が読んでいて伝わってきました。

非常に臨場感あふれる作品だったと思います。

 

命がけのレース、次々と出る脱落者。

サバイバル要素も感じられ、そこも面白い要素でした。

 

また、大切な誰かのために、それぞれが強い思いを持ってレースに挑む姿はウルっときてしまうとこもありました。

自分だったら誰かのためにここまで頑張れるだろうか、そんな思いも抱きながらストーリーを楽しませてもらいました。

誰かのために必死に頑張る姿というのは、かっこよく、美しいものだなと改めて思いました。

 

やや設定やラストに疑問を持つ部分もありましたが、それも山田悠介さんらしい奇抜な発想だったのかもしれません。

 

意表を突く舞台設定の中で、スピード感あふれるストーリー展開がなされていく山田悠介さんらしい作品だったと思います。

相変わらず読みやすいの一言に尽きますね!

 

 

最後に、本書をオススメしたい人を紹介して終わろうと思います。

〇本書をオススメしたい人

・ドキドキを楽しみたい方
・臨場感・サバイバル感を楽しみたい方
・少し感動したい方
山田悠介さん好きの方

 

このような人はぜひ本書を手に取って読んでみてください。

書評:『スピン』

みなさん、こんにちは。すばるです!

本日は書評記事の方を書いていきます。

 

今日なんですが、僕の大好きな作家の1人である山田悠介さんの本をご紹介します。

個人的に、山田悠介さんの本は、読みやすさの点から中・高生に特に人気というイメージがあります。

 

僕自身、中学生のときから高校2年生くらいまでの時期に特にハマって読み漁りました。

おそらく読んでいない作品はほとんどないかと思います。

(もちろん今も大好きです)

 

そんな僕が山田悠介さんにハマるきっかけとなった1冊。

それがこちらの『スピン』です。

 

 

 

 

 

個人的評価

・読みやすさ:☆☆☆☆☆

・興味深さ:☆☆☆☆

・オリジナル性:☆☆☆☆☆

・再読したい:☆☆☆☆

・知識:☆☆☆☆

総合評価:A⁺

 

※あくまで個人的評価です。

総合評価についてはS~Dまでで評価しています。

 

 

 内容

 

ネットで知り合った、顔を知らない6人の少年たち。「世間を驚かせようぜ」その一言で、彼らは6都市で同時刻にバスジャックを開始した! そんなバスに運悪く乗り合わせたのは、正月早々バイトをクビになった無職の奥野修一。コンビニで万引きをしてしまい、店員から逃げたあげくに乗り込んだバスが、ジャックされてしまったのだ!
少年たちの目的地は東京タワー。
果たして6台のバスの結末と、乗り合わせた乗客の運命は—!?

(裏表紙)

 

社会や家族に不満を持つ6人が世間を見返そうとバスジャックをすることを決意。

それぞれの都市から東京タワーへ向かう道中の物語が描かれている。

 

彼らが東京タワーにたどり着いたときに見る景色とは!?

待ち受ける衝撃のラスト 

 

 

感想

まず、個人的には舞台設定が非常に面白かったです。

少年たちによるバスジャックというあまり見慣れない舞台設定に、ドキドキしながら読み進めることができました。

山田悠介さんらしい奇抜でスピード感あふれる展開だったのも、個人的にはすごく好きでした。

 

加えて、少年たちの個性が良く描かれていたのも、話に引き寄せられた要因の1つだったと思います。

それぞれの少年たちとバスの中で異なる物語が展開されていくのも、読んでいて面白かったです。

所々、感情移入してしまう部分もあり、誰しもが心の奥底には誰かに認められたいといった承認欲求が存在するのだと思いました。

 

ネット世界の依存によって起こってしまった少年犯罪。

この作品が描かれたのはかなり昔になりますが、正直、今の世の中で起きてもおかしくないような事件だと思いました。

 

そして、ラストを知った後は、ネットの持つ恐ろしさのようなものを再認識しました。

ネットはあくまでネットであり、リアルとは違う。

当たり前のことだけど、今の世の中はこの区別が薄くなってきているように感じます。

 

ラストについては、ネタバレはしないので、ぜひ自分の目で確かめてみて下さい。

賛否が分かれるラストだと思いますが、個人的にはネット社会に対する危惧のメッセージが込められた良いラストだったと思います。

 

最後に、本書をオススメしたい人を紹介して終わろうと思います。

〇本書をオススメしたい人

・中・高生の方
・スリル感を楽しみたい方
山田悠介さん好きの方
・社会などに不満を持っている方
・単純にストーリーを楽しみたい方
(細かい文章表現などではなく)

 

このような人はぜひ本書を手に取って読んでみてください。

書評:『スマホを落としただけなのに』

みなさん、こんにちは。すばるです!

 

本日は書評記事の方を書いていきます。

今日紹介するのは、僕の大好きなミステリー小説であり、昨年映画化もされたスマホを落としただけなのにです。

小説は読んだことないけど、映画は見に行ったという方もおられるのではないでしょうか?

 

個人的評価

・読みやすさ:☆☆☆☆☆

・興味深さ:☆☆☆☆

・オリジナル性:☆☆☆☆

・再読したい:☆☆☆☆☆

・知識:☆☆☆☆☆

総合評価:A

 

※あくまで個人的評価です。

総合評価についてはS~Dまでで評価しています。

 

 

 内容

 

麻美の彼氏の富田がタクシーの中でスマホを落としたことが、すべての始まりだった。拾い主の男はスマホを返却するが、男の正体は狡猾なハッカー。麻美を気に入った男は、麻美の人間関係を監視し始める。セキュリティを丸裸にされた富田のスマホが、身近なSNSを介して麻美を陥れる凶器へと変わっていく。一方、神奈川の山中では身元不明の女性の死体が次々と発見され……。

(裏表紙)

 

彼氏が不注意で何気なく落としてしまったスマホ

そこから麻美の下へ迫りくる恐怖の連続。

 

なぜ、彼女は事件に巻きまれてしまったのか?

彼氏がただ
スマホを落としただけなのに

 

『このミス』大賞2017隠し玉

 

 

彼氏のスマホを拾ったのは

連続殺人鬼?!

驚天動地のトリックには、誰もが目を疑うだろう 
五十嵐貴久(作家)

 

 

感想

この本を読み終えて1番に感じたのは、スマホの持つ恐ろしさでした。

スマホ1つで人をここまで恐怖に陥れることができるのかと、スマホの利便性の裏に潜む危険な部分を改めて感じました。

 

また、スマホという非常に身近な題材かつ誰もが体験し得る内容で描かれていたため、非常に読みやすかったです。

一歩間違えれば、自分も麻美の立場に…

そんな思いも抱き、ドキドキハラハラしながら、読み進めることができました。

 

ストーリー自体も展開のテンポがよく、

  • 麻美たちの身の回り
  • 神奈川の山中での事件

この2方向から進んでいくのもストーリー構成として興味深かったです。

 

強いて残念な点を挙げるとしたら、終盤での乱丁感ですかね。

しかし、総合的に見れば、題材・ストーリー構成共に興味を引くものがあり、満足させてくれる一冊でした。

 

ミステリー小説として楽しめるのはもちろん、現代を生きる私たちに、スマホSNSの持つ危険性の一面を教えてくれる一冊になっています。

 

 

最後に、本書をオススメしたい人を紹介して終わろうと思います。

〇本書をオススメしたい人

・ミステリー小説初心者
・ミステリー小説好き
・ホラー系(少し怖い)好き
・サスペンス好き
スマホSNSのセキュリティ管理が甘い方
 (特に、中・高生)

 

このような人はぜひ本書を手に取って読んでみてください。

 

書評:『暗いところで待ち合わせ』

みなさん、こんにちは。すばるです!

突然ですが、みなさんはミステリーはお好きですか?

 

僕はミステリーはめちゃくちゃ好きで、よくミステリー小説を読みます。

しかし、一方で、「ミステリーは怖いから…」と遠慮してしまう方も多いと思います。

 

好きな人もいれば苦手な人もいるミステリーというカテゴリー

今日は、ミステリーが苦手という方にもオススメできるミステリー小説の方をご紹介していきたいと思います。

 

それがこちらの乙一さんの『暗いところで待ち合わせ』です。

 

 
 

個人的評価

・読みやすさ:☆☆☆☆☆

・興味深さ:☆☆☆☆

・オリジナル性:☆☆☆☆☆

・再読したい:☆☆☆☆☆

・知識:☆☆☆☆

総合評価:A

 

※あくまで個人的評価です。

総合評価についてはS~Dまでで評価しています。

 

 

内容

 

視力をなくし、独り静かに暮らすミチル。職場の人間関係に悩むアキヒロ。駅のホームで起きた殺人事件が、寂しい二人を引き合わせた。犯人として追われるアキヒロは、ミチルの家へ逃げ込み、居間の隅にうずくまる。他人の気配に怯えるミチルは、身を守るため、知らないふりをしようと決める。奇妙な同棲生活が始まった—。書下ろし小説。

(裏表紙)

 

交通事故が原因で三年前から次第に光をうしなっていったミチル。

先輩である松永トシオと後輩である若木からのいじめによって、職場の人間関係に悩んでいたアキヒロ。
松永と同じ駅のホームを使っていたアキヒロだが、ある日松永がホームに落ちて即死してしまい、殺人の容疑をかけられてしまう。

 

盲目の女性と殺人容疑の男の奇妙な同居生活

 

殺人事件の犯人は本当にアキヒロなのか?

 

この作品はあなたをきっと幸せな気持ちにする。

怖くて優しいミステリー

 

 

感想

読み終わった後の感想としては、とてもほっこりした気持ちになりました。

もちろんミステリー要素はあるのですが、それ以上にミチルとアキヒロ、2人の同居生活の中にあふれる温かさを感じました。

 

最初はアキヒロの存在に気付かぬふりをしていたミチルでしたが、2人は次第に言葉も視線も交わさないままに互いを近くに感じていきます。

そこには何とも言えない優しさ温かさにあふれています。

お互いに心の奥底に孤独を感じる2人だからこそ、盲目の女性と殺人容疑の男という奇妙な同居生活が成り立ったのかもしれません。

 

さて、ミステリー小説ということなので、ミステリー要素についても少し触れます。

内容の部分で触れたように、
「殺人事件の犯人がアキヒロなのか?」

これがこの小説のミステリー要素です。

 

正直、ミステリー部分については、あっと驚くトリックや予想もしない結末は特にないと個人的に感じました。

しかし、伏線部分などもしっかりあり、きちんと納得できるものとなっていました。

 

おそらく作者の乙一さん自身もミステリー要素よりも、ミチルとアキヒロの2人の独特の距離感をメインに書きたかったのではないかと思います。

 

やや設定で気になる部分もありましたが、読み終えた後に温かい気持ちにさせてくれる買って満足のミステリー小説でした。

 

 

最後に、本書をオススメしたい人を紹介して終わろうと思います。

〇本書をオススメしたい人

・ミステリー好きの方
・ミステリーは苦手だけど、挑戦してみたい方
乙一さんのファンの方
・ほっこりした気持ちになりたい方

 

このような人はぜひ本書を手に取って読んでみてください。

 

書評:『砂漠』 ~この一冊で世界が変わる、かもしれない~

みなさん、こんにちは。すばるです!

本日も書評記事の方を書いていきたいと思います。

 

今日なんですが、僕の大好きな作家、伊坂幸太郎さんの本をご紹介します。

伊坂幸太郎さんの本はどれも良本ばかりで、昔から大好きです。

そんな中でも僕の特にお気に入りの1冊。
それがこちらの『砂漠』です。

 

 

 

 

個人的評価

・読みやすさ:☆☆☆☆☆

・興味深さ:☆☆☆☆☆

・オリジナル性:☆☆☆☆

・再読したい:☆☆☆☆☆

・知識:☆☆☆☆

総合評価:S

 

※あくまで個人的評価です。

総合評価はS~Dまでで評価しています。

 

 

 内容

〇目次

・春
・夏
・秋
・冬
・春

 

この一冊で世界が変わる、
かもしれない。

仙台市の大学に進学した春、なにごとにもさめた青年の北村は四人の学生と知り合った。少し軽薄な鳥井、不思議な力が使える南、飛び切り美人の東堂、極端に熱くまっすぐな西嶋。麻雀に勤しみ合コンに励み、犯罪者だって追いかける。一瞬で過ぎる日常は、光と痛みと、小さな奇跡でできていた―。明日の自分が愛おしくなる、一生モノの物語。
(裏表紙)

 

 

個性豊かなメンバーのあっという間に過ぎ去っていく大学4年間の日常が描かれている。

その日常にはいつも仲間がいて、ドラマがある。

 

100回 読んでも 面白い。新しい。

 

感想

伊坂幸太郎さんの本あるあるだと思うのですが、登場人物それぞれのクセが強い。

個人的に特に好きなのは、北村西嶋の2人ですね。

 

北村については、自分自身と似ている部分を感じ、共感する部分がいくつもありました。

良く言えば周りが良く見えている。
悪く言えば冷めきっている。

そんな北村の変化に注目しながら本書を読むのも良いと思います。

 

西嶋については何といっても名言が多いです。

彼の名言の中で、個人的に好きなものをいくつか紹介します。

 

この国の大半の人間たちはね、馬鹿を見ることを恐れて、何にもしないじゃないですか。馬鹿を見ることを死ぬほど恐れている、馬鹿ばっかりですよ

 

 

その気になればね、砂漠に雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ。

 

 

今、目の前で泣いている人を救えない人間がね、
明日、世界を救えるわけがないんですよ

これ以外にも数多くの名言を彼は生み出しています。

 

このように、登場人物1人1人が個性的で、読んでいて本当に飽きないです。

ちなみに、個人的に伊坂幸太郎さんと言えば伏線回収というイメージがあるのですが、この本ではやや伏線回収は少なめです。

 

年齢的には大人だが、まだ社会に出たことのない大学生

そんな彼らが、社会という道しるべの無い砂漠に旅立っていくために成長していく姿は、同じ大学生としてどこか込み上げてくるものがありました。

 

現在、社会人の方も最後の学長の言葉

 

学生時代を思い出して懐かしがるのはいいけれど、あの頃に戻りたいと思ってはいけない。 

などには心にくるものがあると思います。

(学長の言葉はもう少しありますが、続きは本書を読んで確かめて頂けたらと思います)

 

 

最後に、本書をオススメしたい人を紹介して終わろうと思います。

〇本書をオススメしたい人

・大学生
・社会人の方
・学生時代を思い出したい方
・日常系の小説が好きな方
・少し冒険心を感じてみたい方

 

このような人はぜひ本書を手に取って読んでみてください。

 

 

伊坂幸太郎さんの作品についてはこちらも参照ください。

www.subaru7s.com

 

書評:『一流の人はなぜ風邪をひかないのか? MBA医師が教える本当に正しい予防と対策33』

みなさん、こんにちは。すばるです!

みなさんの中に

・1年を通じてよく風邪をひく 
・大事なイベントの前に風邪をひく

といった悩みを抱えておられる方はいませんか?

 

風邪予防には気を付けているつもりだけど、なぜか風邪をひいてしまう。

今日はそんな悩みを抱えておられる方にオススメの本をご紹介します。

 

それがこちらの『一流の人はなぜ風邪をひかないのか? MBA医師が教える本当に正しい予防と対策33です。

 

 

 

個人的評価

・読みやすさ:☆☆☆☆

・興味深さ:☆☆☆☆

・オリジナル性:☆☆☆☆

・再読したい:☆☆☆☆☆

・知識:☆☆☆☆

総合評価:B⁺

 

※あくまで個人的評価です。

総合評価についてはS~Dまでで評価しています。

 

 

 内容

〇目次

はじめに 絶対に風邪をひけないあなたへ

序章  一流の人は、
              なぜ風邪をひかないのか? 

第1章 医者が教えてくれない「風邪の正体」

第2章 「超初期症状」で対処すれば
               風邪はひかない

第3章 「ひいてしまった…」
    正しい医者のかかり方と
            「あの治し方」のウソ

第4章 ぶり返さない・
    他人にうつさないために
              やるべきこと

おわりに

 

 

医学的根拠に基づいた具体策を網羅!

✔「この前兆」で対処すれば悪化しない!

✔鼻呼吸とガムで「のど」を潤せ!

✔手洗い11回とマスク3原則でリスク半減

✔トイレの「ジェットタオル」は使うな!

✔「うがい薬」「抗生物質」は効かない…etc.

絶対に風邪をひけない人へ

(帯)

 

  • 医者がやっている対策
  • 医療統計データ
  • 最新研究論文&文献145本

をもとに、MBA医師による戦略的風邪を予防する具体策が書かれている。

 

また、「風邪をひかないための予防策」だけでなく、「できる限り早く風邪を治す方法」についても事細かく記されている。

 

感想

読んでみて思ったこととして、書かれているどの内容も、日常の中で実践しやすいものだと感じました。

特に難しい内容はなく、どれも意識していれば日頃から実践できるものが、医学的根拠に基づいて説明されていました。

 

自分の中で印象深かった内容をいくつか紹介します。

 

「主にウイルス感染で上気道に炎症を起こすが、自然に治る」のが風邪です。

つまり、風邪は、安静にしていれば自然に治るとわかっている病気なのです。

(P.40)

 

 

個人差はありますが、一度風邪をひくと、完全に回復するまでに7~10にかかるというのが医学的な見解です。

また、日本のシンクタンクが全国の20~39歳の仕事を持つ男女を対象に行った調査によれば、一度風邪をひくと、完治するまでに平均5.4日かかると回答しています。

(P.41)

 

 

1日に11回以上手洗いをする人は、風邪のリスクを50パーセント以下にできることが、複数の研究で示されています。

睡眠時間を除けば、1時間~1時間半に1回手を洗うくらいの頻度です。

(P.92・93)

 

 

ホテルなどで宿泊する場合の風邪対策のカギは、「加湿」です。

湿度が40%以下になると、ウイルスを取り囲んでいる水分が蒸発して軽くなり、ウイルスが空気中を漂いやすくなります。

(P.108)

このように、風邪に関する知識や風邪対策の方法などがデータを交えて分かりやすく解説されています。

 

しかし、難しい内容が少ない反面、人によっては物足りなさを感じてしまう部分があるかもしれません。

データによる補足はあるものの、内容自体は知っているものばかりということも考えられます。

 

あくまで本書は、日常生活の中で簡単に実践できることが、医学的根拠を基にして、一般人にも分かりやすくまとめられた本です。

 

なお、個人的には、様々な風邪に関するデータを学ぶことができたため、非常に勉強になり、買ってよかったと思える1冊でした。

 

最後に、本書をオススメしたい人を紹介して終わろうと思います。

〇本書をオススメしたい人

・結局、何をすれば風邪を予防できる?
・そもそも風邪ってどういう病気?
・最速で風邪を回復する方法を知りたい
・風邪をひきやすいタイミングって?
・ウイルスが集まりやすい場所って?
・医者が風邪をひいたら何をする?

 

このような疑問をお持ちの方はぜひ本書を手に取って読んでみてください。