朝早くに起きて一生懸命「朝活」をする人
夜遅くまで必死に作業をする人
それ、本当にあなたに合っていますか?
実は人間は、遺伝子によってある程度(半分近く)自分に合った生活スタイルというのが決まっています。
そのため、私たちは自分に合った生活スタイルを見極めてあげることで、パフォーマンスを格段にアップさせることができるのです。
今回は、4タイプの分類とそれぞれに合った睡眠や活動時間をご紹介していくので、自分の生活スタイルの見直しに役立ててみて下さい!
4タイプの睡眠型について
朝型、夜型などといった言葉がありますが、実際には、4タイプに分類されるのではないかということが言われています。
以下、4タイプの睡眠型をご紹介していくので、自分がどのタイプなのかというのを確認してみて下さい。
生活リズムは基本的に遺伝子で決まっているため、自分の遺伝子型に合った生活を送ることで自身のパフォーマンスを最大化し、効率よく過ごすことができるようになります。
ぜひ参考にしてみて下さい!
クマ型
全体の約50%がクマ型に分類されます。
特徴としては、
- 基本的に親切。
- 開放的で楽しいことが好き。
- オープンな性格。
- 一方で、知らない○○には緊張気味。
といったものが挙げられます。
朝から昼にかけてパフォーマンスが最大になる傾向が強く、午前中に作業が捗る人が多いです。
昼を過ぎるとやや眠気に襲われてしまうので、昼寝を取ってあげると午後からも高いパフォーマンスを保ちやすいです。
睡眠時間は7時間以上寝ないと頭がスッキリしないタイプです。
ライオン型
全体の15~20%がライオン型に分類されます。
特徴としては
- 楽観的かつ現実的。
- クヨクヨしない。
- 物事をしっかり見て現実的に考える。
- 自分を責め過ぎたり現実逃避はしない。
といったものが挙げられます。
昼にパフォーマンスが最大になる傾向が強く、昼にあまり眠くならないため、昼寝はあまり必要としないタイプです。
必要睡眠時間は7時間前後です。
オオカミ型
全体の15~20%がオオカミ型に分類されます。
特徴としては
- 独創性が高い。
- かなりの気分屋。
- 論理より感情で行動しがち。
といったものが挙げられます。
かなりの夜型タイプで、朝はぼんやりしがちですが、夕方から夜にかけて活動的になるタイプです。
必要睡眠時間は7時間程度です。
イルカ型
全体の約10%がイルカ型に分類されます。
特徴としては
- 知性的
- 神経質
- 物事を注意深く見る。
- 職人気質な一面あり。
- 完璧主義になりやすい。
といったものが挙げられます。
オオカミ型同様、かなりの夜型タイプで、夜になるにつれて活動的になっていきます。
オオカミ型との一番の違いは必要睡眠時間で、イルカ型は6時間程度あれば問題ないと全タイプの中で最も少ないです。
俗に言う”ショートスリーパー”ですね。
各タイプのオススメの睡眠と活動時間
自分のタイプが分かったところで、各タイプのオススメの睡眠と活動時間をチェックしていきましょう。
ぜひ自分に合った生活リズムを知りましょう。
クマ型
11時ごろから7時頃までの睡眠が良いとされています。
運動を行う場合は午前中の内に行うのが良く、集中力を必要とする仕事に取り組む際は10時~14時の間に行ってあげると良いです。
なお、カフェインを摂取する場合は頭が冴えている時間は避け、14時過ぎに仮眠とセットで取ってあげるのがオススメです!
ライオン型
10時過ぎから5時半or6時頃までの睡眠が良いとされています。
いわゆる”早寝早起き”タイプの朝型人間です。
運動を行う場合は夕方あたりに行ってあげるのがベストで、集中力を必要とする仕事に取り組む際は8時~12時に行ってあげるのが良いです。
「朝活」に向いているのもこのタイプです。
オオカミ型
0時頃から7時半頃までの睡眠が良いとされています。
運動を行う場合は18時くらいが最も効率的で、集中力を必要とする仕事に取り組む際は17時~24時に行ってあげるのが良いです。
※とはいえ、寝る前の猛作業は避けた方が無難です。
THE夜行性といった感じで、午前中に簡単な作業や事務仕事を終わらせ、夜に一気に大がかりな仕事に取り組むのが向いています。
イルカ型
23時半or0時半頃から6時半頃までの睡眠が良いとされています。
運動に向いているのは7時半頃からの午前中で、集中力を必要とする仕事に取り組む際は15時~21時に行ってあげるのが良いです。
午前中に体を動かして、少し休憩を取った後、集中して勉強or作業に取り組むというのが向いています。
自分に合った睡眠と活動を!
4つのタイプのオススメの睡眠と活動時間を見てきましたが、大切なのは自分に合った睡眠と活動時間を選んであげることです。
例えばですが、ライオン型の人が、無理に夜更かしして作業をするのはあまりに非効率的ですし、オオカミ型の人が、早起きをして朝活をするのも自分に合っているとは言えません。
遺伝子的に集中できる時間はある程度決まっており、自分に適した時間に睡眠・運動・作業等を行ってあげる生活スタイルがベストです。
パフォーマンスが低い時間帯に無理に作業するよりも、高い時間帯にスパッと作業をしてあげた方が、確実に効率的ですからね。
ぜひ自分の体内時計にに合った生活スタイルを見つけてあげてください!
⇓朝活が良いという風潮が強いですが、実際は自分の生活スタイルと照らし合わせてあげることが大切です。
