みなさん、こんにちは。すばるです!
突然ですが、みなさんは普段どのくらい”色”を意識していますか?
私たちの目に映るもののほぼ全てには、何らかの色がついています。
そして、私たちはこれらの色から無意識のうちに多くの心理的影響を受けています。
意外とおもしろい色の持つ心理的効果。
今回は色の心理学と称して、みなさんに色の持つ心理的効果をご紹介していきたいと思います。
それぞれの色が持つ心理的効果

ここでは、赤、青、黄、緑、ピンク、紫の持つイメージ、それらが持つ心理的効果を紹介していきます。
赤が持つ心理的効果
赤はエネルギーの色です。
良い面で言えば「活力、情熱」といったイメージ、悪い面で言えば「怒り、攻撃的」といったイメージを持たれます。
赤が持つ心理的効果としては、
- アドレナリンを分泌させて集中力アップ
- 温かさを感じさせ、体感温度アップ
- 時間の経過を早く感じさせる。
- 食欲増進
などが挙げられます。
赤は、勝負事の際には非常に有効的な色であると言えます。
ビジネスマンであれば、勝負の日には赤のネクタイを採用すると良いかもしれませんね。
青が持つ心理的効果
青は鎮静と抑制の色です。
良い面で言えば「冷静さ、知的」といったイメージ、悪い面で言えば「冷たさ」といったイメージを持たれます。
青が持つ心理的効果としては、
- 集中力を高める。
- 興奮を抑え、気持ちを落ち着かせる。
- 時間の経過を遅く感じさせる。
- 食欲抑制
などが挙げられます。
1つ前に紹介した赤とは基本的に正反対の心理的効果を持っています。
なお、赤と青はどちらも集中力を高めるという効果がありますが、赤はスポーツなどの体を動かす作業時、青はデスクワークなどの静かな作業時に特に効果的です。
⇓赤と青の色が持つ効果についてはこちらも参考に!

黄色が持つ心理的効果
黄色はアピールの色です。
良い面で言えば「希望、幸福」といったイメージ、悪い面で言えば「警戒」といったイメージを持たれます。
黄色が持つ心理的効果としては、
- 左脳を刺激し、知性を高める。
- 理解力、判断力、記憶力のアップ
- コミュニケーションが円滑になる。
- 人間関係形成の手助け
- 周囲への注意喚起
などが挙げられます。
黄色は、仕事場で生産性を上げたいとき、人と仲良くなりたいときに非常に有効的な色です。
緑が持つ心理的効果
緑はバランスの色です。
良い面で言えば「安心感、安らぎ」といったイメージ、悪い面で言えば「保守的、受動的」といったイメージを持たれます。
緑が持つ心理的効果としては、
- 心身の疲労回復
- リラックス効果
- ストレスの緩和
- 緊張の緩和
などが挙げられます。
自然の色である緑は心が疲れているときに特に有効な色です。
ピンクが持つ心理的効果
ピンクは愛情の色です。
良い面で言えば「愛、幸せ」といったイメージ、悪い面で言えば「甘え、依存」といったイメージを持たれます。
ピンクが持つ心理的効果としては、
- 幸福感、安らぎを与える
- 女性ホルモンの分泌
- 疲労軽減効果
- 若返り効果
- 味覚的甘さを刺激
などが挙げられます。
女性らしさをイメージするピンクですが、ダイエットには味覚的甘さを刺激する点からあまり向かない模様です。
紫が持つ心理的効果
紫はスピリチュアルの色です。
良い面で言えば「上品、高貴」といったイメージ、悪い面で言えば「欲求不満、病的」といったイメージを持たれます。
紫が持つ心理的効果としては、
- 創造性を高める。
- 感性を豊かにしてくれる。
- 潜在能力を引き出してくれる。
- 直感が鋭くなる。
などが挙げられます。
感性を鋭くさせ、インスピレーションを与えてくれる紫は、何か新しいアイデアを生み出したいときに非常に有効的な色です。
黒と白に関するおもしろい話

上では紹介しませんでしたが、色の代表格ともいえる黒と白の2色。
この2色に関するおもしろい話・研究があるので、2つほどご紹介します。
黒の段ボールと白の段ボール
同じ段ボールでも、黒の段ボールと白の段ボールでは、持った時の重さの感覚が異なるという研究結果が出ています。
何と黒の段ボールの方が、白の段ボールに比べて、約1.9倍重く感じるのだそうです。
実際に、段ボール運びの作業をしてもらった際に、白の段ボールを運んだ場合の方が疲労感が少なかったというデータも出ています。
白の段ボールをよく見かけるのは、こういった心理的効果によるものかもしれませんね。
乗り物に関する黒と白
上で話したように、黒には重い感じが、白には軽い感じのイメージが備わっています。
私たちがよく使う飛行機や新幹線などは、白であることがほとんどです。
これは軽さや速さのイメージを演出するために、白という色が採用されているのです。
一方で、軍隊で使われる飛行機などは、黒であることがほとんどです。
これは重量感、すなはち、威圧的効果を演出するために、黒という色が採用されているのです。
色の心理学まとめ

普段何気なく目にしている様々な色。
そこには数多くの心理的効果が隠されています。
・ネクタイの色を変えてみる。
・部屋の色合いを変えてみる。
これだけでも相手に与える印象や自分の気持ちの持ちようが大きく変わっていきます。
ぜひ、実生活の中でも色の心理的効果をうまく活用していきましょう!
⇓心理学に興味を持った方はこちらの記事も参考に!
https://www.subaru7s.com/entry/2019/06/17/182047