みなさん、こんにちは。すばるです!
突然ですが、みなさんはハマっているゲームとかありますか?
最近ではスマホの普及により、手軽にゲームを楽しめるようになりましたね。
その影響もあり、大人の方でもゲームを楽しむ方が増えてきたように感じます。
僕の父もネット麻雀を1日の楽しみにしています(笑)
1度ハマるとなかなか抜け出せないゲーム。
今日は私たちがゲームにハマってしまう理由について書いていきたいと思います。
なぜ私たちはゲームにハマる?
①刺激と反応の連続
ゲームというのは刺激と反応が非常に連続して現れるものです。
RPG系のゲームなら、自分が行動を選択するたびに次々とイベントが起きますし、
対戦系のゲームなら、相手の行動という刺激・反応を絶えず受けることになります。
また、スマホの普及に伴って人気となったソーシャルゲームでは、アップデートによって常に新たな刺激・反応を受けることができます。
このように、ゲームの種類によって受ける刺激と反応に差はあるものの、どのゲームも刺激と反応が非常に連続して現れます。
おそらく日常生活を見渡してもこれほど刺激と反応が連続して現れるものはないでしょう。
そして、この刺激と反応というのは、私たちが何かの行動を継続して行う際のモチベーションに繋がります。
というのも、私たちは刺激と反応から多くの快感を得ます。
ゲーム中毒になっている人はこの快感から抜け出せなくなっているパターンがほとんどです。
ゲームは刺激と反応が連続して現れ、
そこから私たちは多くの快感を得る。
それが継続のモチベーション(ハマる)要因の
1つとなっている。
②欲求を満たしやすい
モチベーションに関する研究の1つにマクレランドの欲求理論というものがあります。
マクレランドは人が抱く欲求というのを以下のように分類しました。
・達成欲求:一定の目標に対して、達成し成功しようと努力する欲求
・権力欲求:他者に対して影響力を与え、コントロールしたいという欲求
・親和欲求:友好的で親密な対人関係を結びたいという欲求
・回避欲求:失敗や困難な状況を回避したいという欲求
そして、マクレランドは人の行動にはこれらの欲求(動機)が存在するという欲求理論を提唱しました。
さらに、マクレランドの欲求理論では、どの人もこれら全ての欲求を持っているが、中でもこれらのうちの1つが優勢に現れると説明しています。
さて、ここからマクレランドの欲求理論とゲームとの関連性について話していきます。
ゲームというのは、マクレランドの欲求理論の4つの欲求それぞれを満たしやすいのです。
達成欲求・回避欲求
⇒ほぼ全てのゲームで満たすことができる。
権力欲求
⇒オンライン系のRPGゲームなどの社会性を持つゲームによって満たすことができる。
親和欲求
⇒ソシャゲなどのフレンド、ギルドといった制度で満たすことができる。
このように、多くの欲求を満たしてくれるのも私たちがゲームにハマっていく要因の1つです。
そして、自分の中で優勢に現れる欲求が満たされやすいゲームに、私たちはハマっていく傾向があります。
(親和欲求が優勢に現れる人はフレンドやギルトなどの制度が充実しているゲームにハマりやすいといった感じです)
③暇という概念をつぶしてくれる
人というのは、自由な時間は求めるものの、暇な時間というのはひどく嫌います。
しかし、ゲームというのは上で書いてきたように、刺激と反応が連続してあり、欲求も満たしてくれます。
つまり、ゲームをしている間は暇という感覚を感じることはありません。
もっと言えばゲームは暇という概念をつぶしてくれるのです。
暇つぶし感覚でやっていたら、そのゲームにハマってしまったという経験がある人も多いのではないのでしょうか?
私たちが嫌う暇という概念をいとも簡単につぶしてしまうのも、ゲームにハマってしまう要因の1つとなっています。
最後に
心理学的な面から見ても、ゲームというのは非常にハマりやすく中毒性があります。
かくいう僕も「シャドバ」と「オートチェス」というスマホゲームに現在ハマっています。
個人的にゲームにハマること自体は悪いことではないと思いますが、日常生活に支障の出ない範囲で楽しむことは意識しましょう。
とりわけ、夜遅くのゲームによる睡眠リズムの崩れには十分気を付けましょう!