すばるの雑談

大学生すばるの考えていることや日常の出来事、ちょっと役に立つ知識を発信していくブログです。

スポンサーリンク

書評:『スピン』

みなさん、こんにちは。すばるです!

本日は書評記事の方を書いていきます。

 

今日なんですが、僕の大好きな作家の1人である山田悠介さんの本をご紹介します。

個人的に、山田悠介さんの本は、読みやすさの点から中・高生に特に人気というイメージがあります。

 

僕自身、中学生のときから高校2年生くらいまでの時期に特にハマって読み漁りました。

おそらく読んでいない作品はほとんどないかと思います。

(もちろん今も大好きです)

 

そんな僕が山田悠介さんにハマるきっかけとなった1冊。

それがこちらの『スピン』です。

 

 

 

 

 

個人的評価

・読みやすさ:☆☆☆☆☆

・興味深さ:☆☆☆☆

・オリジナル性:☆☆☆☆☆

・再読したい:☆☆☆☆

・知識:☆☆☆☆

総合評価:A⁺

 

※あくまで個人的評価です。

総合評価についてはS~Dまでで評価しています。

 

 

 内容

 

ネットで知り合った、顔を知らない6人の少年たち。「世間を驚かせようぜ」その一言で、彼らは6都市で同時刻にバスジャックを開始した! そんなバスに運悪く乗り合わせたのは、正月早々バイトをクビになった無職の奥野修一。コンビニで万引きをしてしまい、店員から逃げたあげくに乗り込んだバスが、ジャックされてしまったのだ!
少年たちの目的地は東京タワー。
果たして6台のバスの結末と、乗り合わせた乗客の運命は—!?

(裏表紙)

 

社会や家族に不満を持つ6人が世間を見返そうとバスジャックをすることを決意。

それぞれの都市から東京タワーへ向かう道中の物語が描かれている。

 

彼らが東京タワーにたどり着いたときに見る景色とは!?

待ち受ける衝撃のラスト 

 

 

感想

まず、個人的には舞台設定が非常に面白かったです。

少年たちによるバスジャックというあまり見慣れない舞台設定に、ドキドキしながら読み進めることができました。

山田悠介さんらしい奇抜でスピード感あふれる展開だったのも、個人的にはすごく好きでした。

 

加えて、少年たちの個性が良く描かれていたのも、話に引き寄せられた要因の1つだったと思います。

それぞれの少年たちとバスの中で異なる物語が展開されていくのも、読んでいて面白かったです。

所々、感情移入してしまう部分もあり、誰しもが心の奥底には誰かに認められたいといった承認欲求が存在するのだと思いました。

 

ネット世界の依存によって起こってしまった少年犯罪。

この作品が描かれたのはかなり昔になりますが、正直、今の世の中で起きてもおかしくないような事件だと思いました。

 

そして、ラストを知った後は、ネットの持つ恐ろしさのようなものを再認識しました。

ネットはあくまでネットであり、リアルとは違う。

当たり前のことだけど、今の世の中はこの区別が薄くなってきているように感じます。

 

ラストについては、ネタバレはしないので、ぜひ自分の目で確かめてみて下さい。

賛否が分かれるラストだと思いますが、個人的にはネット社会に対する危惧のメッセージが込められた良いラストだったと思います。

 

最後に、本書をオススメしたい人を紹介して終わろうと思います。

〇本書をオススメしたい人

・中・高生の方
・スリル感を楽しみたい方
山田悠介さん好きの方
・社会などに不満を持っている方
・単純にストーリーを楽しみたい方
(細かい文章表現などではなく)

 

このような人はぜひ本書を手に取って読んでみてください。