すばるの雑談

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書評:『ゴールデンスランバー』

みなさん、こんにちは。すばるです!

本日は書評記事の方を書いていきます。

 

本日紹介するのは、伊坂幸太郎さんのゴールデンスランバーです。

こちらの作品は、僕の好きな小説、ベスト5に間違いなく入ります。

 

映画化もされた作品で、650ページ超えの超大作となっています。

 

 

伊坂幸太郎さんの他の作品の書評記事はこちらから。

www.subaru7s.com

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個人的評価

・読みやすさ:☆☆☆☆☆

・興味深さ:☆☆☆☆☆☆☆☆

・オリジナル性:☆☆☆☆☆

・再読したい:☆☆☆☆

・知識:☆☆☆☆

総合評価:SS

 

※あくまで個人的評価です。

総合評価についてはS~Dまでで評価しています。

 

 

 内容

〇目次

第一部 事件の始まり   7

第二部 事件の視聴者   21

第三部 事件から二十年後 77

第四部 事件       99

第五部 事件から三か月後 659

 

 

衆人環境の中、首相が爆殺された。
そして犯人は俺だと報道されている。
なぜだ? 何が起こっているんだ?
俺はやっていない—。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテイメント巨編。

(裏表紙)

 

首相暗殺の濡れ衣をきせられた青年、青柳雅春。

誰が味方で、誰が敵なのか!?

 

突如始まった、追手集団からの逃走劇。

青年。青柳は「オズワルド」にされてしまうのか?

 

本屋大賞山本周五郎章W受賞のベストセラー!

 

 

感想

正直に言えば、読み始めてから少しは、やや外れの作品かなといった印象を受けました。

本作品は首相暗殺事件から3日間の出来事が、約550ページ(第四部 事件)に渡って描かれていますが、そこまでの約100ページにテンポの悪さを感じてしまったのが正直な感想です。

(読み終えた後はこの約100ページの重要性が理解できましたが)

 

しかし、第四部の事件に入ってからは、ストーリーの面白さに圧倒されてしまいました。

 

第四部では、ひたすら青柳雅春の逃亡劇が描かれています。

大学時代の友人などの助けを借り、必死に追手集団から逃げる模様にドキドキハラハラしながら読み進めることができました。

 

絶望的な敵からの逃亡劇。

この逃亡劇の中に、何か人の強さのようなものを見受けることができました。

本の世界と分かっていながらも、青柳の逃亡を応援せずにはいられませんでしたね(笑)

 

また、第四部から第五部にかけて、伊坂幸太郎さんの代名詞とも言える伏線回収が次々と行われていくのも爽快でした。

 

 

個人的に、主人公である青柳雅春はもちろんですが、その他にも何人かのおもしろいキャラ、セリフがあったのでいくつかご紹介します。

 

人間の最大の武器は何だか知ってるか

習慣と信頼だ

(森田森吾)

青柳の大学時代の友人、森田森吾。

名前に森の文字を2つ持つ男。

彼とのドライブ中のやり取りから、青柳の逃亡劇は始まっていきます。

 

 

おまえ、オズワルドにされるぞ

(森田森吾)

ケネディ暗殺の濡れ衣をきせられたとされているオズワルド

本作品で度々登場する名前です。

 

 

無様な姿をさらしてもいいから、とにかく逃げて、生きろ。

人間、生きててなんぼだ

(森田森吾)

 

 

わたしたちって、このまま一緒にいても絶対、『よくできました』止まりな気がしちゃうよね。

(樋口晴子)

青柳の元恋人、樋口晴子。

青柳の逃亡に一役も二役も買うとともに、様々な伏線回収の鍵を握っている人物となっています。

 

 

信じたい気持ちは分かる? おまえに分かるのか? いいか、俺は信じたいんじゃない。知ってんだよ。俺は知ってんだ。あいつは犯人じゃねえよ

(青柳雅春の父)

もしかしたら本作品で僕が1番好きなキャラかもしれない青柳の父。

(登場頻度は非常に少ないですが)

殺人よりも痴漢が許せないという破天荒な考えの持ち主。

 

『人生において、もしかしたらしょうがなく殺人をする場合があるかもしれない。

家族に危機が迫ったとき、戦争のような状況。

しかし、痴漢なんてしょうがなくやる場合なんて絶対にない。』

 

思わず確かに、と思っちゃいましたね(笑)

 

 

青柳、おまえはロックだよ

岩崎英二郎

青柳の元仕事場の先輩、岩崎英二郎

とにもかくにもロック好きで、熱い一面を持った男。

上の言葉の意味が分かったとき、「うん、ロックだな」、そう言ってしまうこと間違いなしです。

 

 

本作品を読んで頂ければ、これらの言葉の深さが分かって頂けると思います。

もちろん、これ以外にも数多くの名言が登場しますよ。

 

目に見えない巨大組織(?)との戦い。

そして迎える衝撃のラスト。

読み終えた後にはスカッとすること間違いなしの作品です。

 

 

最後に、本書をオススメしたい人を紹介して終わろうと思います。

〇本書をオススメしたい人

伊坂幸太郎さん好きの方
・普段から本を読み慣れている方
・逃亡系が好きの方
・サスペンス系が好きの方

 

このような人はぜひ本書を手に取って読んでみてください。