すばるの雑談

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書評:『高校入試』

みなさん、こんにちは。すばるです!

本日は書評記事の方を書いていきます。

 

本日紹介するのは湊かなえさんの『高校入試』です。

湊かなえさんは母の大好きな作家で、僕がこの本を読んだのも母に勧められたのがきっかけでした。

元々ドラマで放送されていた作品なので、もしかしたらテレビで見たという方もいるかもしれません。

 

 

 

個人的評価

・読みやすさ:☆☆☆☆☆

・興味深さ:☆☆☆☆☆

・オリジナル性:☆☆☆☆☆

・再読したい:☆☆☆☆

・知識:☆☆☆☆

総合評価:A

 

※あくまで個人的評価です。

総合評価についてはS~Dまでで評価しています。

 

 

 内容

〇目次

第1章 入試をぶっつぶす!

第2章 大丈夫、あいつら隙だらけ

第3章 終了? これからだろ

第4章 賽は投げられた

第5章 答案用紙が1枚足りない?

第6章 ケータイ母&同窓会長、ついに校長室に殴り込み!

第7章 本物どーっちだ!

第8章 じゃあ、復讐

第9章 入試をぶっつぶすためです

第10章 サクラチル

終章 そして―

 

 

県下有数の公立進学校・橘第一高校の入試前日。新任教師・春山杏子は教室の黒板に「入試をぶっつぶす!」と書かれた張り紙を見つける。迎えた入試当日。試験内容がネット掲示板に次々と実況中継されていく。遅れる学校側の対応、保護者からの糾弾、受験生たちの疑心。杏子たち教員が事件解明のため奔走するが……。誰が嘘をついているのか?入試にかかわる全員が容疑者?人間の本性をえぐり出した、湊ミステリの真骨頂!

(裏表紙)

 

県下有数の進学校での高校入試。

その高校入試の中で起こる様々な事件。

 

誰が入試をつぶそうとしているのか?

そしてその目的は?

 

高校入試を舞台にした本格ミステリ

 

 

感想

正直、最初は読みづらいなという感想を持ちました。

というのも、登場人物が非常に多く、慣れるまでは人物相関図と行ったり来たりが続いていました。

登場人物の把握を終えてからは、ストーリーのテンポも良く、比較的スラスラと読み進めることができました。

 

ミステリー要素である入試をつぶそうとしている犯人、その目的については、最後までなかなか見えてきませんでした。

語り手となる19人全員が怪しく見えてしまうのもこの作品のストーリー仕立てのうまさかもしれません。

(いい感じにそれぞれの登場人物が怪しく見える要素が散りばめられています)

 

 

個人的にこの小説の面白かった点は、高校入試という1つのイベントを通じて、人の本性が丸裸になっていく点です。

 

受験生その親先生というそれぞれの立場から、それぞれの思惑が見え隠れするのは読んでいて面白かったです。

・自分をいじめていた子の不合格を願う受験生
・立場を利用して、自分の子どもを合格させようと図る親
・自分の今後の進路にしか興味がなく、事件のもみ消しを図る先生

その他にもそれぞれの抱えるの部分が、数多く描かれていました。

 

高校入試を舞台に、人間の本性を暴いていく本格ミステリー。

痛いくらい生々しい人間の本性を覗いてみませんか?

 

最後に、本書をオススメしたい人を紹介して終わろうと思います。

〇本書をオススメしたい人

湊かなえさん好きの方
・ミステリー好きの方
・自身の入試に思い入れのある方
・ドキドキハラハラを楽しみたい方

 

このような人はぜひ本書を手に取って読んでみてください。