みなさん、こんにちは。すばるです!
本日も「すばるのストレス講座」の方をやっていきたいと思います。
前回の第四回の内容を簡単に復習しておくと、
『運動は最強のストレス解決策!』
・リズミカルなゆったりとした運動で、小さなストレス解消+ストレス耐性アップ。
・自分を追い込む激しめの運動でストレスリセット。
をすることが可能。
というお話でした。
まだ、見てない方はぜひこちらの記事を読んで頂けると喜びます。
さて、第五回となる今回は、「短時間でできるストレス耐性アップ術」というテーマでお話していきます。
本当に短時間でできるものなので、ストレスに悩む方もそうでない方もぜひ学んでいきましょう!
スリー・グッド・シングスを習慣化しよう!
1日1分ないしは、数十秒、あることを行ってあげるだけで、
- 幸福感アップ
- ストレス耐性アップ
- 自己肯定感アップ
- 不安や落ち込みの軽減
- うつ状態の改善
といった多くの効果が期待できます。
そのあることというのが、『スリー・グッド・シングス』です。
以下、『スリー・グッド・シングス』のやり方と効果、及び注意点について解説していきます。
スリー・グッド・シングスのやり方と効果
『スリー・グッド・シングス』は、日本語に訳すと、「3つの良いこと」となります。
そして、やり方は非常に簡単で、この言葉の通り「今日あった良いことを3つだけ書き出す」というものです。
夜、寝る前のリラックスタイムに
- 嬉しかった出来事
- 幸せを感じた出来事
- 自分が頑張れたこと
- 感謝の気持ちを持ったこと
などを思い出し、3つほど書いてあげましょう。
はい、たったこれだけです。
驚くほど少しの時間でできますよね?
内容は本当に些細なことでOKです。
例えば、昨日の僕で言えば、
- 学食の新メニューがおいしかった!
- 大学の講義が珍しく楽しかった!
- 散歩中の夕日がきれいだった!
とこんな感じです。
専用のノートに書いてあげるも良し、スマホのメモに入力してあげるも良しです。
めんどくさい方は、指で数えてあげるだけでもOKです!
非常に短時間で終わるにも関わらず、その効果は絶大です。
『スリー・グッド・シングス』の主な効果としては、
- 幸福感アップ
- 抑うつ感の減少
- ストレス耐性アップ
この3つが挙げられます。
※もちろんこれ以外にも冒頭で挙げた自己肯定感アップなどの効果も期待できます。
これらの効果が期待できる理由としては、私たちの脳の性質に秘密があります。
というのも、私たちの脳は、「ネガティブな出来事の方が思い返しやすく、記憶に残りやすい」という性質を持っています。
ネガティビティ・バイアスとも言われます。
この脳の悪い性質によって、私たちはマイナスなことが重なると、ついつい気分が落ち込みがちになってしまいます。
そして、気分が落ち込むと、幸福感を感じられないだけでなく、ストレスに弱くなったり、不安を感じやすくなったりします。
この脳の悪い性質を改善してくれるものこそ、『スリー・グッド・シングス』です。
『スリー・グッド・シングス』を習慣化することで、私たちの脳は知らず知らずのうちに悪いことではなく、良いことを思い返すようになっていきます。
結果として、上で挙げたような効果を得ることができるようになるのです。
なお、『スリー・グッド・シングス』は1週間続けるだけでも、効果が6ヶ月間持続するということが研究で分かっています。
まずは、1週間継続して行ってみるのはいかがでしょうか?
スリー・グッド・シングスの注意点
『スリー・グッド・シングス』をより効果的に行うために注意すべきことを、ここでは2つほどご紹介します。
注意点①朝よりも夜寝る前に!
昨夜、『スリー・グッド・シングス』をやり忘れたから朝やろうと思っても、それほど高い効果が得られないことが明らかになっています。
その日の良い出来事はその日のうちに思い出してあげるようにしましょう!
注意点②書き出すのは3つだけ!
今日は良いことがたくさんあったからいっぱい書き出そうといった日もあるかもしれません。
良いことがたくさんあったのは喜ばしいことですが、実際に書き出してあげるのは3つに留めましょう。
不思議なことに書き出し過ぎると効果が薄まるというのが、研究で明らかになっています。
ぜひ、その日の良かったことベスト3を書き出してあげましょう!
本日のまとめ
「今日あった良いことを3つだけ書き出す」
1日1分程度でできるこの『スリー・グッド・シングス』を習慣化してあげることで、
- 幸福感アップ
- 抑うつ感の減少
- ストレス耐性アップ
といった効果が得られます。
しかも1週間継続してあげるだけで、その効果は6ヶ月間も持続されます。
1週間合計してもその時間は5~7分程度。
ぜひ、まずは今日から1週間実践してみましょう!
また実践する際は、
- 翌朝ではなく、その日のうちに行う!
- 書き出すことは3つだけ!
この2つもしっかり意識して行いましょう。