すばるの雑談

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書評:『ラッシュライフ』

みなさん、こんにちは。すばるです!

本日は書評記事の方を書いていきます。

 

本日紹介するのは、伊坂幸太郎さんの作品ラッシュライフです。

当ブログの書評記事は半数以上が伊坂さんの作品になっていますが、本当に伊坂さんの作品はおもしろいものばかりです。

 

もちろんこちらの作品も、伊坂さんらしさが存分に現れた素晴らしい作品となっています!

 

 

 

個人的評価

・読みやすさ:☆☆☆☆

・興味深さ:☆☆☆☆

・オリジナル性:☆☆☆☆

・再読したい:☆☆☆☆☆

・知識:☆☆☆☆

総合評価:A⁻

 

※あくまで個人的評価です。

総合評価についてはS~Dまでで評価しています。

 

 

内容

 

泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。

幕間には歩くバラバラ死体登場―。

並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。

(裏表紙)

 

  • 泥棒
  • 神に憧れを持つもの
  • 不倫関係を持つ女性カウンセラー
  • 無職の男

彼ら彼女らの四人の視点でそれぞれ進んでいく物語。

 

一見何の関係もない四人の物語が交錯するとき、そこに新たなストーリーが生まれる。

全ての辻褄があったとき、見えてくる世界とは!?

 

 

感想

複数の人物の独自の物語が次第に絡み合っていくスタイルの本作品。

伊坂さんの作品ではよく見られるスタイルですが、終盤の、絡みが合いが深まっていき、次々と辻褄があう瞬間はやみつきになりますね。

 

本作品も、序盤・中盤は四人の人物の物語をそれぞれ楽しむ感じで読んでいましたが、終盤で一気に物語が交錯した際には鳥肌物でしたね。

まさしく、「息をのむ展開」といった感じでした!

 

 

また、伊坂さんと言えば登場人物のキャラ設定も特徴的ですが、本作品に登場する泥棒、黒澤も個人的にはすごく好きなキャラです。

黒澤については、他の作品にも度々登場しているので、伊坂さんの作品を読んだことがある方なら「黒澤好き!」という方も多いと思います。

 

黒澤が好きな理由についてですが、彼独自の美学というか、何とも言えない世界観が大好きなんですよね。

自分の世界観をしっかりと持っている人って何かかっこよくないですか?

 

 

本作品では、黒澤含め、数多くの名言が登場するので、いくつか紹介していきたいと思います。

 

人生については誰もがアマチュアなんだよ

(黒澤)

短い言葉ながら非常に考えさせられるというか、深い言葉だなと思います。

これもまた彼が魅せる世界観の1つなんでしょうね。

 

 

本当に大切なことは、もっと地味で退屈な生活の中にあるんです

(高橋)

これは作中で、”神”と位置付けられている男の名言です。

この言葉もかなりグッときました。

 

本当に大切なものって意外と私たちは見逃しがちなのかもしれませんね。

みなさんは本当に大切なもの・こと見えていますか?

 

 

人生はきっと誰かにバトンを渡すためにあるんだ。今日の私の一日が、別の人の次の一日に繋がる

(佐々岡)

これはサブキャラ的な男の言葉となっていますが、非常に良い言葉だなと思います。

誰かから誰かへのバトンの受け渡しの連続で私たちの世界は作り上げられているのかもしれませんね。

 

メインキャラ以外がしっかりと特徴付けて書かれているのも、伊坂さんの作品の良さですね!

 

 

このように終盤の爽快感あり、多数の名言ありの本作品。

好きなキャラに焦点を当てて読むのも楽しめますし、じっくりと伏線に注意して読むのも楽しめます。

 

多種多様の楽しみ方がある本作品。

ぜひ、一緒に伊坂ワールドを感じてみましょう!

 

 

最後に、本書をオススメしたい人を紹介して終わろうと思います。

〇本書をオススメしたい人

・伊坂さん好きの方
・ミステリー好きの方
・爽快感を感じたい方
・伏線回収を楽しみたい方
(・黒澤の美学に触れてみたい方)

 

このような人はぜひ本書を手に取って読んでみてください。

 

 

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