すばるの雑談

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書評:『PK』

みなさん、こんにちは。すばるです!

本日は書評記事の方を書いていきます。

 

本日紹介するのは、伊坂幸太郎さんの作品『PK』です。

こちらの作品は友達に勧められ、その子から借りて読みましたが、伊坂さんらしさ溢れる素晴らしい作品でした。

(詳しくは後程の感想の方で)

 

なお、やや複雑な作品なので、今回の書評記事では少し内容を詳しく書いていきますね。

 

 

個人的評価

・読みやすさ:☆☆☆☆☆

・興味深さ:☆☆☆☆

・オリジナル性:☆☆☆☆☆

・再読したい:☆☆☆☆☆

・知識:☆☆☆☆

総合評価:A⁻

 

※あくまで個人的評価です。

総合評価についてはS~Dまでで評価しています。

 

 

 内容

〇目次

PK

超人

密使

 

人は時折、勇気を試される。落下する子供を、間一髪で抱きしめた男。その姿に鼓舞された少年は、年月を経て、今度は自分が試される場面に立つ。勇気と臆病が連鎖し、絡み合って歴史は作られ、小さな決断がドミノを倒すきっかけをつくる。三つの物語を繋ぐものは何か。読み解いた先に、ある世界が浮かび上がる。

 

〇PK

ワールドカップ予選の試合に漂う何か違う独特な緊張感。
そして訪れるPK。

ある作家は巨大な陰謀に巻き込まれる。

そして、脅される大臣。

背後に潜む巨大な影。

 

1つ1つの物語が進むとき、勇気のドミノの連鎖を垣間見ることになる。

 

 

〇超人

小説家三島の家に滞在していた田中は、特殊能力を持った警備会社の営業担当、本田青年と出会う。

本田青年の持つ特殊能力は?

 

そして、本田青年に降りかかる苦難。

苦難の中で、本田青年が見たものとは?

 

 

〇密使

握手をすることで他人の時間を奪うことができる男。

世界のために死んでほしいと言われた男。

 

一見、何のつながりもない2人が交わるとき、すべてが繋がりを見せ始める。

全ての話の鍵を握る物語。

 

 

以上の3つの中編が複雑に絡み合いながら、1つの物語を形成していくSF作品。

 

 

感想

本作品を読み始めてまず思ったのは、少し難しめの作品だなということでした。

  • 場面の切り替えが頻繁に起こること、
  • ストーリー軸を捉えるのが難しいこと
  • SF作品ということもあり、場面の想像が難しいこと

これらの理由から、個人的には伊坂さんの作品で一番読むのが難しく感じました。

それもあり、244ページという短めの作品でありながら、かなり読むのに時間がかかってしまいました。

 

しかし、読みごたえがある作品だからこそ、緻密な設定が組み込まれており、その世界観に魅了されました。

 

本作品は内容の方でも書いたように、3つの中編が複雑に絡み合っていくのですが、それぞれの絡み合わせ方が非常にきれいです。

一見すると見逃してしまいそうなそれぞれの繋がりも、気付いてしまうともう鳥肌物ですね(笑)

ここら辺は流石伊坂さんといったとこでしょうか。

 

さて、個人的に本作品の最大のポイントは、読み終わった後にそれぞれの繋がりの考察を楽しめるところだと思います。

ぶっちゃけ正解はありませんが、この描写ってこういうことなのでは? PKではこうだったけど、超人ではこうなっているということは?などと思い思いの考察を楽しむことができます。

 

特に、密使を読み終わると、PK、超人の部分の細かな描写・設定の考察が非常に楽しめます。

なお、読みやすさを重視するなら、密使⇒PK⇒超人の順もありなのかなと思います。

 

 

短い作品でありながら、非常に読みごたえのある本作品。

読み直す度に新たな気付きができるのも本作品の魅力ですね。

(僕は珍しく1度読み終えた後にすぐに2周目に突入しました)

 

ぜひ、伊坂さんの作り出すSF世界を体感してみましょう!

 

最後に、本書をオススメしたい人を紹介して終わろうと思います。

〇本書をオススメしたい人

伊坂幸太郎さん好きの方
・SF好きの方
・考察を楽しむのが好きな方
・伏線回収を楽しみたい方
・少し難しめの作品に挑戦してみたい方

 

このような人はぜひ本書を手に取って読んでみてください。

 

 

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