突然ですが、みなさんは普段ガムを噛みますか?
人によっては、眠気を感じたときや歯磨きができなかったときなどにガムを噛むと思いますが、なかなか毎日ガムを噛む方はいませんよね?
しかしながら、実はガムを噛むことは私たちに非常に良い効果をもたらしてくれることが分かっているのです。
今回は、ガムを噛むことによって得られる効果の数々をご紹介していきます。
この記事を読んだら、あなたも今すぐガムを噛みたくなるかもしれませんよ!
※ここでいうガムは、キシリトールガムのことです。
その他のガムでも下記で紹介する効果を得ることはできますが、一部効果を得られない(あまり期待できない)ものもあります。予めご了承ください。
ガムを噛むことで得られる効果

ガムを噛むことによって
- ストレス軽減
- 自律神経が整う。
- 風邪の予防になる。
- 思考力・判断力・集中力アップ
などの効果を得ることができます。
どれも嬉しい効果ばかりですよね!
以下、1つ1つ詳しく解説していきます。
ガムはストレスを軽減してくれる
『ガムを噛む』という咀嚼運動をすることで、ストレスホルモンが抑えられることが分かっています。
咀嚼運動というのは、食生活の変化もあり、現代人は遠ざかりがちです。
だからこそ、『ガムを噛む』という咀嚼運動を意識的に取り入れてあげることは非常に有効であると言えます。
また、ミントガムであれば、ミントによるリラックス効果も期待でき、これもストレス軽減に働いてくれます。
※ミントが苦手な方は逆にストレスになるので、注意しましょう。
- ストレスを感じやすい方
- 食事を短時間で済ませがちな方
- 普段からあまり噛むことなく飲み込む方
このような方は、意識的に『ガムを噛む』という咀嚼運動を取り入れ、ストレスの軽減を目指していきましょう!
ガムは自律神経を整えてくれる
ガムを噛むと、副交感神経の働きが高まり、心身をリラックスさせてくれることが分かっています。
現代人はストレス社会の中での生活で、交感神経が優位になりがちですが、ガムを噛むことでこの自律神経の乱れを整えてくれます。
自律神経が乱れると…
- 疲労感
- 倦怠感
- 体温異常(慢性的な微熱や低体温)
- 睡眠異常
- 吐き気や胃腸の異常
など体の各器官に悪い症状が現れてしまいます。
そして、この状態が続くとうつや自律神経失調症、過敏性腸症候群などの病気に発展していく可能性もあります。
自律神経を整えるためには生活習慣の改善などがまず挙げれますが、ぜひ『ガムを噛む』もセットで行ってあげましょう!
また、うつや自律神経失調症の方は、『ガムを噛む』というリズム運動をしてあげることで、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌され、症状の緩和が図られていきます。
ガムは風邪予防になる
あまり知られていませんが、ガムを噛むことは風邪予防に非常に効果的です。
ガムが風邪予防に効果的な理由としては、上で挙げたストレス軽減と自律神経が整うというのはもちろんですが、『唾液の分泌量が増える』というのが挙げられます。
唾液というのは、喉の保湿効果と殺菌効果も持っています。
喉の潤いを保つことによって、私たちはウイルス感染のリスクを大幅に下げることができます。
加えて、殺菌効果によって唾液はウイルスなどの侵入者に対する最初のブロック機能の役割も果たしてくれます。
このように風邪の予防に効果的な唾液。
この唾液の分泌量を増やしてくれるガムは、風邪の予防に持ってこいですね!
※飴も唾液の分泌を促進してくれますが、虫歯のリスクや糖分過多のリスクを抱えています。
ガムは思考力・判断力・集中力アップの効果あり
ガムを噛むことで、脳への血液循環が促進され、脳が活動的になり、思考力・判断力・集中力がアップすると言われています。
テレビでスポーツ観戦をしていると、よく選手がガムを噛んでいるのが目に入りませんか?
あれは自身の脳を活動的にし、パフォーマンスを高めるために行っているのです。
もちろん、スポーツの時に限らず、仕事や何か勉強する時などにもこの効果は発揮されます。
仕事効率や勉強効率を上げたいというときは、作業前にガムを噛んでみるのもありですね!
※眠気の解消にも働いてくれます。
最後に
ガムを噛むことで、心身に良い影響がもたらされるとともに、作業効率のアップが図れます。
また、本記事内では詳しく取り上げませんでしたが、虫歯予防・口臭予防の働きもしてくれるガム。
ぜひ、生活の中に取り入れてみませんか?
ガムを噛む時間については20分以上がより効果的とのデータがありますので、20~30分程度を目安に噛むことをオススメします!
もちろん、時間がないときは5分程度でもOKです。
食事の後、職場への移動中、作業に入る前。
これらのタイミングでガムを噛んでみてはいかがですが?