〇〇を習慣化したいけど、なかなか継続できない…
習慣化は目標達成に大きく貢献してくれますが、その反面で、上記のようにどこかで挫折してしまう人が多いのも事実です、
そこで今回は、習慣化するための最強テクニック『if-thenプランニング』なるものをご紹介していきます。
if-thenプランニングって何者?

習慣化するための最強テクニック『if-thenプランニング』
やり方は非常に簡単で、「〇〇したら、△△する」と決めるだけです。
例えばですが、
- 夕食を食べたら20分読書する。
- お風呂から上がったらストレッチする。
このように、「〇〇には古い習慣(普段からやっていること)、△△には新しい習慣」を入れてあげ、何か紙などに書いておく。
たったこれだけのことで、習慣化の成功確率が2~3倍になることが分かっているのです。
if-thenプランニング恐るべしですよね!
コロンビア大学の研究

if-thenプランニングは数多くの研究によって、その効果の高さが認められていますが、ここではコロンビア大学が行った実験の方をご紹介します。
本実験では、「運動を習慣化したい」という人を次の2グループに分けました。
※なお、運動は習慣化が難しいと言われるジャンルに分類されます。
A、自分で目標を設定したグループ
B、if-thenプランニングを行ったグループ
その結果はどうだったのか?
Aの自分で目標を設定したグループは31%が習慣化に成功し、69%が習慣化に失敗しました。
一方、Bのif-thenプランニングを行ったグループは、習慣化に失敗したのがたったの9%で、91%もの人が運動の習慣化に成功したのです。
つまり、普通に運動の習慣化を目指そうとした際、約3割しか成功しなかったのに対し、if-thenプランニングを行った際は、9割近くの人が習慣化に成功したのです。
なぜif-thenプランニングはここまですごいの?

if-thenプランニングがここまで習慣化に効果を発揮する理由。
ずばり、そのカギは”脳”にあります。
脳というのは「if-then」が大好きで、私たちは無意識のうちに行動のほとんどをif-thenで決めているのです。
よく例に出されるのはライオン。
- お腹がすいたら、狩りをする。
- 狩りをしたら、食べる。
- お腹がいっぱいになったら、寝る。
このように、if-thenが脳にインプットされているからこそ、彼らはそれに忠実に行動しているのです。
人間もライオンや他の動物などと同様に、
「if-then」を脳にインプットしてあげることさえできれば、それに忠実行動できる(習慣化できる)ようになります。
実際問題、私たちが普段何気なく行う
- 朝起きたら顔を洗う。
- 食事をしたら葉を磨く。
- 信号が赤なら止まる。
など、これらは全て「if-then」です。
習慣化=「if-then」を脳にインプット
直接習慣化を目指すのも良いですが、脳の大好きな「if-then」を経由して目指してあげることで、習慣化のハードルが下がるというわけです。
if-thenプランニングまとめ

「〇〇したら、△△する」
これを脳にインプットしてあげることで、一気に習慣化が目指しやすくなります。
気を付けるべきポイントとしては、
- 「〇〇したら、△△する」を紙に書いておく。
- 習慣化は1つずつ行うようにする。
- いきなりハードなthenは設定しない。
この3つです。
ぜひ、if-thenプランニングを活用し、習慣化、そして自身の目標達成に近づいていきましょう。
⇓やめたい習慣がある方はこちらも参考に!
