書評

伊坂幸太郎作品の名言10選 ~伊坂幸太郎がもっと好きになる!~

伊坂幸太郎 名言

伏線回収+独特な世界観が魅力で多くのファンから人気を集めている作家、伊坂幸太郎

独特な世界観を生み出す要因の一つが読者の心を揺さぶる登場人物の名言ですが、今回は伊坂幸太郎作品に登場する選りすぐりの名言をご紹介していきます。

カッコよさあり、心にグッとくるものあり、深く考えさせられるものありの最高の名言集をご堪能あれ!

・伊坂幸太郎好きの方

・伊坂幸太郎作品にこれから挑戦しようと考えている方

・ある程度伊坂幸太郎作品を嗜み、振り返りがしたい方

 

 

伊坂幸太郎作品の名言10選

伊坂幸太郎 名言 10選伊坂幸太郎作品の名言10選を、作品名+キャラをセットでご紹介していきます。

気になった作品でまだ読んでいないものについては、これを機会にぜひ読んでみて下さい!

 

『砂漠』:西嶋より

【名言1】

今、目の前で泣いている人を救えない人間がね、明日、世界を救えるはずがないんですよ

芯を持っており、正義感の強い大学生西嶋。そんな彼の言葉にはどこかグッとくるものを感じます。

誰かが困っていても「見知らぬ人だから…」と見て見ぬふりが繰り返される今の世の中。そんな世の中で、明日、世界が良くなるはずなんてないんですよね。

でも、もしみんなが助け合いの精神を持って過ごしたら、きっとこの世の中ももっと良い方向に進んでいくんじゃないか。

そんな風に考えさせられた名言です。

 

『ゴールデンスランバー』:青柳雅春の父より

【名言2】

人生において、もしかしたらしょうがなく殺人をする場合があるかもしれない。

家族に危機が迫ったとき、戦争のような状況。

しかし、痴漢なんてしょうがなくやる場合なんて絶対にない。

殺人よりも痴漢が許せないという破天荒な考えを持った主人公の父。

こちらの名言については、思わず「確かにな」と笑みがこぼれてしまいましたね。

先ほど紹介した西嶋もですが、伊坂幸太郎作品はそれぞれのキャラが尖った特徴を持ち合わせており、どんどん引き込まれていきます。

みなさんも痴漢は絶対にダメですよ(笑)

 

『死神の精度』:千葉より

【名言3】

人生なんていつ終わってしまうか分からないんだから、話は交わせる時にしておくべきだ。不躾だろうがなんだろうが。

本作品の主人公、死神の千葉。死神という立場にある彼だからこそ言えた言葉かもしれませんが、本当にその通りだと深く考えさせられる言葉ですよね。

人生というのはいつか終わりが来るもの。

だからこそ、伝えるべきことはその都度言葉にして伝えておくべきかと思いますね。

家族、友人、恋人、この機会に「ありがとう」の一言でも伝えてみてはいかがですか?

 

『ラッシュライフ』:黒澤より

【名言4】

人生については誰もがアマチュアなんだよ

伊坂幸太郎作品の大人気キャラ泥棒の黒澤

そんな彼の非常に短い言葉ですが、深く考えさせられるものがありますよね。

何かと失敗を恐れてしまいがちな私たち人間ですが、人生のアマチュアなんだからアマチュアらしく思い切り挑戦してみるのも良いかもしれません。

背中をそっと押してくれる言葉のようにも感じました。

>挑戦に関する名言15選

 

『ラッシュライフ』:佐々岡より

【名言5】

人生はきっと誰かにバトンを渡すためにあるんだ。今日の私の一日が、別の人の次の一日に繋がる。

ラッシュライフ内では、黒澤と異なりサブキャラ的な位置の男の言葉ですが、非常に良い言葉ですよね。

一生懸命生きた今日という一日が別の誰かの明日という一日を作る。こんな誰かから誰かへのバトンの受け渡しの連続でこの世界はできているのかもしれません。

メインキャラ以外もしっかりキャラ設定が確立しているのが伊坂幸太郎作品の魅力なのかと。

 

『チルドレン』:陣内より

【名言6】

『絶対』と言い切れることがひとつもないなんて、生きている意味がないだろ

黒澤と並んで伊坂幸太郎作品で人気のキャラ、陣内。まさに陣内という男を表したかのような名言になっています。

自分に自信を持つことは怖いし、難しい。

でも、そんな自分にちょっと勇気をくれる名言なのかなと感じました。

「絶対に合格する」「絶対に告白は成功する」、こんな風に思い切り自信を持つのも良いかもしれませんね。

 

【名言7】

大人が恰好良ければ、子供はぐれねえんだよ

『夫婦仲が悪いと、子供が非行に走る、非行は親へのメッセージやで』

似た名言にこのようなものもありますが、両方から伺えることとして、子供は親をよく見ているんだなということです。

親が恰好良ければ子供も格好よく育ち、親がぐれれば子供もぐれ、きっと子供というのは親を鏡に映したような存在なんですよね。

僕もいつか子供の道しるべとなれるような親になりたいものです。

 

『終末のフール』:苗場より

【名言8】

明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?

あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?

苗場さんとタレントの対談記事の一部抜粋ですが、とにかく心にグッとくる言葉でしたね。

病気や不景気など、世の中や自分の人生に不安を感じることはある。

けど、「今できることをやる」。これに尽きるのだろうなと、この場面を見て改めて思いました。

そして、今という時間をもっと大切にしようと思わせてくれた名言です。

『重力ピエロ』:正志より

【名言9】

楽しそうに生きていれば、地球の重力なんて消してしまえるんだよ

どんなに苦しくても笑顔を忘れないでいること、前向きに生きること、これらの大切さを教えてくれる名言になっています。

誰しもが辛い状況にぶち当たることはある。

そんな中でどれだけ自分を奮い立たせられるか

数多くの名言が登場する『重力ピエロ』ですが、温かい気持ちにしてくれ、どこか勇気をくれる本作品の中で最も好きな名言です。

『陽気なギャングが地球を回す』:響野より

【名言10】

人間は後悔をする動物だが、改心はしない。繰り返すんだよ、馬鹿なことを。『歴史は繰り返す』というのは、それの言い訳だ。

個性的なキャラが集う陽気なギャングシリーズの中でも、目立ったキャラの濃さを持つ屁理屈でおしゃべりな響野さん。

とはいえ、この名言はすごく的を得ているなと感じました。

「申し訳ありませんでした」「ごめんなさい」を口にしては同じことを繰り返す。そんなニュースはもう見飽きるくらい見ました。

『歴史は繰り返す』、後悔しても改心しないんだからある意味当たり前ですよね…

 

最後に

伊坂幸太郎作品の名言の中で、特にお気に入りの名言を10個ほどご紹介しました。

カッコいいもの、クスっと笑えるもの、人生について考えさせられるものなど、多種多様の名言ですが、どれも伊坂幸太郎の魅力が詰まっています。

今回紹介した作品を始め、伊坂幸太郎作品は魅力に溢れたものばかりなので、ぜひチェックしてみて下さい!

>伊坂幸太郎オススメ小説10選

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