- 読書を習慣化したい!
- 筋トレを習慣化したい!
- ジョギングを習慣化したい!
などなど、習慣を身に付けたいと考える方は多いと思いますが、ついつい途中で挫折してしまったり、続かなかったりというのはありがちなことですよね。
今回は習慣化に途中で挫折してしまう原因について迫っていこうと思います。
魔の6週目理論
習慣を身に付けるための理論として、「魔の6週目理論」というものが存在します。
魔の6週目理論というのは、習慣化を目指すものが順調に続いていても、6週目である条件を満たしていないと、12週目あたりでいつの間にか習慣が消えてしまうというものです。
通常私たちは、三日坊主を乗り越えて6週間程度続けると、習慣化できたように感じますが、ある条件を満たしていないとそこから徐々に習慣の実現率が低下していってしまうのです。
では、そのある条件とは何か?
ずばり、「週に4回以上」することです。
ビクトリア大学の研究によると、週に4回以上のペースで行っていたグループは、魔の6週目を突破して12週目でも実現率が下がることなく継続できている確率が非常に高かったということです。
週に4回以上行うことの重要性
何かを習慣化したいと考えたとき、理想は毎日行うことですが、時間の都合等の観点から難しいこともあるでしょう。
とはいえ、最低限週に4回以上は行わないと、習慣化の確率が一気に下がるというのが魔の6週目理論から伺えることです。
ビクトリア大学の実験では、ジムに入会したばかりの男女111人を12週間追跡調査し、ジム通いが続いた人とそうでない人の違いを調べました。
年齢や生活習慣といった様々な要素を調整し、何が最も習慣化に効果があるのかを調べた結果、習慣化と相関が最も高かったのは「頻度」であることが分かりました。
そして、週に4回以上ジムに通っていた人は運動が習慣化される確率が大きく跳ね上がり、それよりも少ない人は習慣化の確率が大幅に下がるという結果が得られました。
つまり、大きな行動を週に一回行うよりは細かく分けて毎日行う方が良く、特に習慣化の実現が大きく分かれるボーダーラインが週4日であるということが本研究から明らかになったのです。
そのため、例えばジョギングを習慣化したいと考える人であれば、休日の2日間で長い時間行うよりも、一日おきに短時間でもよいから行った方が良いということです。
逆に言えば、休日にしか行えないことなどの限定的要素が強いものは、習慣化の難易度がはるかに高くなるということです。
自分の行動を見直そう!
なぜか習慣化できない、途中で挫折して続かなくなってしまうという悩みを抱えるみなさん。
それが三日坊主で終わってしまう場合は、そもそも自分に合っていないということが考えられますが、ある程度続いてダメになる場合は、頻度に問題ありのケースが多いです。
週に4日のボーダーラインを超えれるように自分の行動やスケジュールを見直していきましょう。
逆に、これから何か始めたいことがある方は、まずは週に4日を目安に頑張ってみることをオススメします!
もちろん無理せずに頑張ることは大切ですが、自然消滅してしまっては元も子もありません。
結局のところどこかで頑張らなければいけないので、その際の一つの目安にしてみて下さい。
⇓習慣化に使えるテクニックはこちらから。
