突然ですがみなさんは、ダイエットしたいけど運動はしたくない…
このようなことを思ったことはありませんか?
ダイエットにおいて運動と言えば、食事制限に次いで重要なものと捉えられがちですが、なかなか運動は難しい…という方もおられると思います。
そこで今回は、一日に15分あることをするだけで運動をしなくても痩せるという方法があるので、そちらをご紹介していきます。
ダイエット挑戦中だけど運動苦手という方は必見の記事ですよ!
運動しなくても痩せる方法があるって本当!?
さて、冒頭で話したあることとは何なのか?
ずばり、その方法というのが『体重の変化と食べたものを毎日記録する』です。
メンタリストのDaiGoさんは、ご自身の著書『最高のパフォーマンスを実現する超健康法』において、
「これは、運動しないでやせるとされているテクニックのなかで唯一、本当に効果があるといってもいいものです。」と述べておられます。
そのくらいこの方法は、ダイエットに効果的であると考えられます。
実際に、複数の研究結果を統合して分析する「メタ分析」でも、効果は確認されており、非常に信頼できる方法だと言えます。
とはいえ、毎日記録をとるというのは、運動と同じくらいめんどくさいと感じる方もいるかもしれません。
また、実際にどのくらい細かく記録をとれば良いのか、効果が出てくるのか、といったことに疑問を感じる方も多いと思います。
以下、これらについてまとめた研究をご紹介していきます。
バーモンド大学の研究
アメリカのバーモンド大学は、上記の疑問を解決するために、次のような実験を行いました。
太り気味の男女140人を対象に、次のようなことをやってもらいました。
※全員にオンラインの記録サービスを提供
※体重の増減と食べたものを、提供したオンラインサービスに、6ヶ月間、記録してもらう
※オンラインの記録サービスで、ユーザーが記録するのにどのくらい時間がかかったのかについても計測する
(記録するのにどのくらいの時間がかかるかを調べ、少なくても効果があれば、めんどくささが減ると考えたわけです)
その結果、どのようなことが分かったのか?
・最もダイエットに成功したグループは、半年後に体重が10%減っていた。
・最もダイエットに成功したグループが記録に使っていた時間は、一日にわずか15分だった
・記録するのにかかった時間よりも、記録回数の多い人の方がダイエットに成功していた
・最もダイエットの効果が高くなる記録の頻度は、一日に約2.7回だった
つまり、本研究から、一日15分程度、体重変化と食べたものを記録するだけで、きついカロリー制限や激しい運動なしに、半年で10%程度の体重を落とすことができることが分かったのです。
また、記録については一回の記録に時間をかけて細かくとるよりも、回数を増やすことに意識を向けた方が、ダイエット効果がより高まることも分かりました。
食事日記をつけよう!
ダイエットを成功させるために、ぜひ食事日記をつけていきましょう。
紙媒体にペンを使ってつけてあげるのももちろんOKですし、スマホのメモ帳やツイッター、ブログなどを 活用してあげるのもありです。
なお、電子媒体を用いる場合は、セットで写真も載せてあげると、効果が高まるのでオススメです!
日記をつけることで、自分がどのくらい食べているのか、どのくらいダイエットを食べているかを自己認識できます。
これにより、自制心が働き、自然と食事が抑えられていくというわけです。
最初から無理に食事制限を目指すよりも、こちらの方法は自然と食事量が抑えられていくので、非常にオススメです。
また、効果を更に高めるために、記録はできるだけ小分けにすることを意識していきましょう。
もちろん忙しいときは夜にまとめて記録などでもOKですが、基本的には各食事後につけてあげると、ダイエット効果の高まりが期待できます。
(↑上のバーモンド大学の研究より)
ぜひ、自分が何を食べたのかをふりかえる時間、自分がこれから何を食べるのかをいったん冷静になって見つめなおす時間を確保してあげてください!
まとめ
ダイエットしたいけど運動苦手という方は、食事日記をつけることを始めましょう!
各食事の内容とそれに伴う体重変化を記録してあげることで、ダイエット効果が期待できます。
ポイントは
- 可能であれば写真もセットで。
- まとめてつけるのではなく、小分けにつける。
- 振り返りの時間、今後の食事を見つめなおす時間という意識を持つ。
この3点です。
もちろん、運動とセットで取り組む方にもオススメなので、ぜひ実践してみて下さい!