みなさん、こんにちは。すばるです!
突然ですが、みなさんは
- ショートスリーパー
- ロングスリーパー
- バリアブルスリーパー
これらの言葉を聞いたことはありますか?
今回は睡眠の「〇〇スリーパー」について解説した後、特にショートスリーパーについて詳しく話をしていこうと思います。
睡眠時間に悩みを持つ方、ショートスリーパーに興味のある方は必見の記事です。
〇〇スリーパーって何?

こちらの記事で
①睡眠時間には個人差があるので、一概に何時間寝た方がいいとは言えない。
②しかし、基本的には7~8時間の睡眠時間の確保を目指すのが良い。
というのをお話ししました。
ここでは、この①の部分に注目して話をしていきます。
そもそも人間の睡眠タイプは3つに分類することができます。
それが冒頭でも話した
- ショートスリーパー
- ロングスリーパー
- バリアブルスリーパー
の3タイプです。
ショートスリーパーというのは、睡眠時間が6時間未満でもアクティブに活動できる人を指します。
日本人のおよそ5~8パーセントがこのショートスリーパーであり、世界の偉人に目を向けると、ナポレオンやビル・ゲイツなどがこのタイプです。
次に、ロングスリーパーというのは、睡眠時間が10時間を超える人のことを指します。
日本人のおよそ3~9パーセントがこのロングスリーパーであり、世界の偉人に目を向けると、ウサインボルトやアインシュタインなどがこのタイプです。
最後に、バリアブルスリーパーというのは、睡眠時間が6~10時間の人を指します。
日本人の8割から9割がこのタイプに分類され、ほとんどの日本人がバリアブルスリーパーであると言えます。
なお、ここで言う睡眠時間とは自分が普段寝ている時間というよりも、自分が最も熟睡感を得られる時間で考えてください。
例えば、普段5時間睡眠でギリギリの中頑張っているけど、休日に8時間寝るとスッキリする。
このような方は、ショートスリーパーではなく、バリアブルスリーパーであると言えます。
出来れば普段の睡眠時間も7~8時間に持ってきましょう!
自分に合った睡眠時間を!
さて、それぞれの「〇〇スリーパー」については理解して頂けたと思います。
あなたは3つのタイプのどれに当てはまりますか?
ここでみなさんに知っておいてもらいたいことがあります。
まず、睡眠時間が他の人に比べて異様に長かったり、短かったりすることに悩む方。
あなたがそれで熟睡感を得られるのであれば、無理に睡眠時間を変化させる必要はありません。
「自分はロングスリーパー(ショートスリーパー)なんだ!」と考え、今の自分の睡眠を受け入れてあげましょう。
睡眠に対する不安が消え、睡眠の質のアップにつながります。
また、7~8時間寝ているのに熟睡感が得られないことに悩む方。
もしかしたら、睡眠の質に問題があるのではなく、実際の自分の睡眠タイプが異なる可能性があります。
睡眠の質を上げる方法をいくつか試して改善が見られないようなら、睡眠時間を長く(短く)してみるのも1つの手だと思います。

自分の睡眠タイプをしっかり理解し、自分に合った睡眠時間の確保を目指しましょう!
※バリアブルスリーパーの方は7~8時間の睡眠がオススメです。
ショートスリーパーってなれるものなの?
最近、巷でショートスリーパーになりたいと考える人、ショートスリーパー向けのセミナー等がぼちぼち増加しています。
多忙を極める現代人だからこそ、少しでも活動時間を増やしたいと考える人は多いのかもしれませんね。
確かに1日8時間寝る人と5時間寝る人とでは、1日あたり3時間、1週間あたりで21時間もの差が生まれます。
つまり、1週間単位でみると、およそ1日分の活動時間の差が生まれるわけです。
(あくまで時間だけに注目したらの話ですが)
ここでは、活動時間を増やしたい、ショートスリーパーになりたいという人向けに、「ショートスリーパーってなれるものなの?」という疑問にお答えしていきたいと思います。
結論から言います。
まず、ロングスリーパーの方がショートスリーパーに移行するのは、ほぼ間違いなく不可能です。
一方で、現在バリアブルスリーパーの方は、その多くがショートスリーパーになれる可能性を持っています。
しかし、注意しておいて頂きたいのは、あくまで可能性を持っているという部分です。
そもそも、現在バリアブルスリーパーがショートスリーパーを目指すというのは、次のような考えに基づいて行うものです。
その考えが「睡眠時間を減らす代わりに、睡眠の効果が最大限に得られる序盤の質を上げる」です。

こちらの記事でも触れていますが、睡眠は寝入ってから3時間が勝負です。
その3時間の質を最大限に高めることによって、3時間+αの睡眠時間で疲れを完全に取り除こうというのがショートスリーパーの考えです。
(元からショートスリーパーの方は別です)
そのため、現在バリアブルスリーパーの方が、ショートスリーパーを目指そうとただ闇雲に睡眠時間を削ると、間違いなく体調を崩します。
バリアブルスリーパー⇒ショートスリーパーの移行は、あくまで十分な睡眠の質が確保されたうえでのことです。
この部分をしっかり頭に入れておいてください。
そのため、ショートスリーパーへの移行を目指される方は、睡眠時間を削ることより先に睡眠の質を高めることを意識してみて下さい。
睡眠の質を高めた上で少しずつ睡眠時間を削っていき、体に異常がないようなら、その後も5時間程度の短時間睡眠を続ければ良いと思います。
※睡眠時間を削った際に、体に異常を感じたらすぐに元の睡眠リズムに戻していきましょう
最後に
睡眠の3つのタイプについて解説しましたが、ぜひ自分の睡眠タイプに合った睡眠時間の確保を目指しましょう!
睡眠時間が長すぎる(短すぎる)自分を責めることがないように。
また、活動時間を増やすためにショートスリーパーを目指される方は、睡眠の質を上げることを第一優先に無理のない範囲で行っていきましょう。