心理学

独り言が問題解決能力を3倍も高めてくれる!?独り言で問題やトラブルとおさらばしよう!

独り言 問題解決能力 高める

問題解決能力、それは目の前の問題を解決する力はもちろん、人生におけるトラブルを上手く回避する力なども含まれます。

そのため、問題解決能力が高ければ、仕事や家庭の問題に悩まされずに済みますし、人間関係トラブル等を未然に防ぐこともできます。

 

そこで今回は、そんな問題解決能力を高めてくれるテクニックをご紹介します。

ずばり、そのテクニックというのが「独り言」です。

独り言と問題解決能力に関する研究

独り言と問題解決能力に関する研究を2つご紹介します。

イマジナリーフレンドに関する研究

まず紹介する研究は、イマジナリーフレンドを調べた研究になりますが、イマジナリーフレンドというのは自分の頭の中にいる空想の友達を指します。

実際の研究では、5歳の子供たち148人を集めて、全員におもちゃを与えて自由に部屋で遊んでもらいました。

そして、子供たちにイマジナリーフレンドがいるかという趣旨の質問をしました。

 

その結果、46%の子供たちがイマジナリーフレンドを持っていると答え、そのように答えた子供は、そうでない子供に比べて自分に向けて語りかける発話(独り言)が約2倍も多かったということが分かっています。

そして、独り言が多い=問題を客観的に観察して解決していく能力が高いということも明らかになっています。

 

つまり、イマジナリーフレンドを持っており、日頃から第三者と話すように独り言をつぶやく人は、総じて問題解決能力が高いということが分かったのです。

 

問題解決能力を高めるテクニック

続いて、レーン大学が行った問題解決能力が3倍に上がるテクニックについての実験を紹介します。

本実験では、4枚カード課題と呼ばれる謎解きのような有名な論理ゲームを参加者に行ってもらいました。

その際、

  • 何もせずに普通に解いてもらうグループ
  • 自分の考えていること等を声に出しながら行ってもらうグループ

と、2つのグループに分けました。

 

その結果、声に出しながら行ったグループの方が、実に3倍も正答率が高いという驚くべき結果が得られたのです。

本研究から独り言、すなはち、自分自身で言語化することの重要性が明らかになり、これにより問題解決能力が3倍近くも跳ね上がることが分かったのです。

 

独り言が問題解決能力アップに有効な理由

なぜ独り言が問題解決能力アップに有効かですが、これはメタ認知能力のアップに直結してくれるからです。

メタ認知というのは、簡単に言えば自分を客観視する能力のことであり、メタ認知能力が高いほど問題解決能力も高いと言われています。

 

独り言を発することで、自分の考えていることを一歩引いた視点で見れるようになり、メタ認知が働くようになります。

結果として、推論がスムーズに進んだり、自己コントロール能力を発揮したりすることができるようになるというわけです。

 

問題を抱えるとパニックになりやすい人、トラブルに巻き込まれやすい人というのは、総じてメタ認知能力が低いことが多いです。

こういった人ほど、「声に出す」「紙に状況を書き出す」などして、メタ認知を働かせることが重要です。

 

問題を抱えたら独り言をつぶやこう!

仕事の問題、家庭の問題、人間関係の問題など、何かしらの問題を抱えたとき、ついつい一人で考え込んでしまう人は多いです。

その際は、お風呂等の一人になれる場所で独り言をつぶやきながら考えるようにしましょう。

一人頭の中で悶々と考え込むより、圧倒的に問題解決能力は高まりますし、習慣化しておくことで人生においてトラブルにも巻き込まれにくくなります。

 

ぜひ「独り言」でメタ認知を働かせ、問題やトラブルとおさらばしていきましょう。

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